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モビルワーカー MW-01 01式 初期型

モビルワーカー MW-01 01式 初期型

ジオン自治共和国が独立戦争の開戦に向け、ダーク・コロニーでデータ収集と開発を進めていた人型機動兵器の初期試作機。表向きには月面の開発作業用として開発されていたため、「モビルワーカー」と呼ばれていた。

機体は兵器としての洗練された外見とは異なり、むき出しのコックピットに加え、ウインチやライトといった作業用装備を備えるなど、無骨で工業機械的な外観が特徴的である。右腕には破壊力を高めるためのクローを、左腕には防御用のシールドを装備している。

初期型ガンタンクを相手に戦闘実験が実施され、その結果、人型機動兵器としての可能性を示すこととなった。頭部センサーには可動式単眼カメラ「モノアイ」が採用されており、後のモビルスーツ開発に繋がる設計となっている。

ただし、背部に搭載された動力用融合炉は技術的な制約から大型化しており、それにより機動性や運動性に制限がある点が課題とされていた。今後の発展に向けては、融合炉の小型化が重要な技術的テーマとされていた。

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