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ティラントー

ティラントー

大西域戦争(ウェスタン・グランドストーム)期のジャロウデク軍主力量産幻晶騎士。強奪したテレスターレの技術を用いて生み出された機体。

網型結晶筋肉の特性を最大限に利用するため、筋肉量を増やし高い出力を誇っている。そのパワーを生かして並外れた重装甲にしているため防御力も高い。その半面、燃費は大幅に悪化して機動性や持久力はテレスターレを更に下回る。

これを解決するため、高濃度エーテルを供給する源素供給機(エーテルサプライヤ)と呼ばれる機構が魔力転換炉に併設される形で組み込まれている。魔力転換炉は高濃度エーテルを供給されると過剰な反応を起こし、瞬間的だが膨大な魔力を生み出す事が出来る。しかし、本来地上の薄いエーテル環境下で稼働するように作られた魔力転換炉に高濃度エーテルを注ぎ込むのは炉の劣化を起こす行為であり、生産調達数量が限られた一番高価な部品を使い捨てにするという問題点を抱えている。そのため緊急時以外ではあまり使いたくない機能であるとエルは予想している。Web版大航空時代期には「既にほとんどの幻晶騎士から撤去されていた」となり、残存騎から撤去されている可能性が高い。

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