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レスヴァント・ヴィード

レスヴァント・ヴィード

レスヴァントに背面武装と大型の蓄魔力式追加装甲「ウォールローブ」を装着した急造改修機で、従来の倍以上の魔力貯蓄量を活かし、多連装魔導兵装による遠距離法撃に特化している。直立した魔導兵装とウォールローブが塔のような外観を作り出し、「塔の騎士」と呼ばれた。
ウォールローブの超重量のため、移動能力が大きく損なわれ、近接戦闘能力はほぼゼロだが、遠距離戦闘や拠点防衛用としては大いに活躍した。ウォールローブは着脱可能で、敵が接近した際には重りを捨てて逃げることができる。

この機体は、クシェペルカ王国の窮状を打開するためにエルが設計し、ジャロウデク王国の侵攻を食い止める大きな原動力となった。その予想以上の活躍により、後の法撃戦仕様機の普及に繋がった。

終戦後も、この機体は機能をバージョンアップしながら法撃戦仕様機として継続的に製造されており、元祖法撃戦仕様機として蓄積されたノウハウや改良された機能は、他の西方諸国の法撃戦仕様機よりも優れた法撃性能を発揮している。特に、黄金の鬣号に搭載された機体群は、孤独なる十一国の飛空船団に対して圧倒的な法弾幕を展開し、たった一隻で敵中突破するほどの威力を見せつけた。

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