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機体リスト
バック・アロウ

共收録 22 台の機体。
  • ムガ

    • Pilotバック・アロウ

    アロウのブライハイトは、信念を核としない特異な存在として知られる。外見は白い人型フレームの各部に青い水晶体が輝く、ヒーローのような男性型ブライハイトで、未知の力を秘めている。

    戦闘時には徒手空拳で戦い、軽やかな動きとスピードを活かした戦法を得意とする。爆発的な運動性能とアロウの強靭な精神による稼働時間の長さも特徴である。ムガによってブライハイトが破壊されても、アロウの信念が存在しないため搭乗者は無事で、バインドワッパーのみが砕け散る仕組みとなっている。

    アロウに信念がないため、機体をスライムのように軟化させる、分裂して分身を作り出す、電撃を放つ、肩に人を収納する、体の一部を巨大化する、飛行能力を発現させる、武器に変化するなど、さまざまな特殊能力を持つ。レッカとの大決戦では、プラークのパラノーブルと組んでカイとレンのギガンレップウと激しい空中戦を繰り広げた。

    エピタフマウンテンでアロウが覚醒した際には、彼本来の役割が顕現し、相手のバインドワッパーを砕いてブライハイトや人間をも殲滅する力を発揮。しかしルドルフによって力が完全に覚醒した後は、自らの意志に関わらず周囲に破壊光線を発し、大地や植物も無差別に破壊する暴走状態に陥った。しかし、シュウの手によってアロウのデータが「殲滅者」から「通常」へと書き換えられたため、この能力が消滅し、通常の機体に戻ることができた。

     

  • リュージュ

    • Pilotアタリー・アリエル

    アタリーのブライハイト。信念は「とりあえずやり過ごす」。

    外見は白とピンクを基調とした、冬服をモコモコに着込んだような可愛らしい少女型のブライハイトで、目がくりっとしたマスコットのような愛嬌あるフォルムをしている。移動時には「ピョンピョン」とかわいらしい音を出す。

    戦闘では、両腕からアンカーワイヤーを射出し、アタリーが生身でも使い慣れている鞭のように操作して攻撃が可能。攻撃を受けても軽やかに弾み、衝撃を受け流す柔軟かつ弾力あるボディが特徴である。反面、サイズが小柄なため、力ずくで組み付かれるとパワー負けしやすい傾向があったが、女王就任後には信念に磨きがかかり、ディソナンザの操るファンタズモーネを鞭で足止めできるほどのパワーを得ることができた。

  • シャドウ

    • Pilotエルシャ・リーン

    エルシャのブライハイト。信念は「絶対に生きのびる」。

    外見は黄色と緑を基調とし、頭部に垂れ下がった長い耳を持つ天使のような細身のフォルムをしたエメラルドブルーの女性型ブライハイトである。腕から弾丸を発射できる。

    また、城塞戦艦「グランエッジャ」の舳先に船首像のように連結することで操艦が可能で、グランエッジャの実質的な操縦権を持つ。長時間の操艦はエルシャの心身に大きな負担をかけるため、慎重さが求められる。

     

  • ラブソリュート

    • Pilotフィーネ・フォルテ

    フィーネのブライハイト。信念は「愛こそ全て」。

    外見は目がくりっとしており、ハート型の杖を持ち、ハート型の羽衣を身に纏ったピンクと白を基調とした天女型のブライハイトである。

    この機体は非常に珍しい完全支援型で、信念に忠実に攻撃機能を一切持たず、相手から受けたダメージを無力化して吸収し、フィーネが大切に想う人々や傷ついたブライハイトを回復させる。回復対象は単体に限らず複数のブライハイトや人間にも効果が及び、負傷したアロウの右手も癒した。ただし、絶大な治癒能力の代償として、フィーネ自身がダメージを負うリスクがある。

  • ギガン

    • Pilotカイ・ロウダン

    カイのブライハイト。信念は「天下無双」。

    外見は赤と白を基調とした武将のような姿を持つ大型のブライハイトである。「ギガン」という名は、全レッカ兵がゼツの前で信念とブライハイトを披露するお披露目会の際に、カイのブライハイトだけが他のレッカ兵のものとは異なる形状をしていたことから、ゼツが気に入り命名したものであり、カイ自身も誇りに思っている。

    戦闘時にはその名にふさわしく、天下無双の如き強さを発揮する。胸部から放つ信念メガ粒子砲や、青龍偃月刀を用いて戦い、複数のブライハイトを一撃で破壊する圧倒的なパワーを持つ。その強さはブライハイト数百体分に相当し、他のブライハイトを圧倒する力を誇る。

  • ギガンレップウ

    • Pilotカイ・ロウダン

    レンのブライハイト「レップウ」と合体することで進化を遂げたカイのブライハイト「ギガン」。

    合体によってレップウの翼を得たことで、地上での圧倒的なパワーを空中でも発揮できるようになった。胸部から放つ信念メガ粒子砲の威力も増し、ムガとパラノーブル2体を同時に吹き飛ばすことが可能。また、超高速飛行によるソニックブームを巻き起こし、空中での圧倒的な戦闘力を誇る。合体は任意で解除・再合体が可能で、戦況に応じたテクニカルな動きが可能となっている。背中には隠しミサイルハッチを備え、一斉射撃による遠距離攻撃も行える。

    後にギガン単体でも飛行能力を獲得するが、カイはレンと共に戦うことを選んだ。さらに、ゼツ亡き後には彼の信念を受け継いでパワーアップを遂げ、信念子を凝縮するなど新たな戦法も編み出している。

  • パラノアッシュ

    • Pilotソーラ・アシン

    ソーラのブライハイト。信念は「運命から逃げ続ける」。

    外見は白を基調とし、まるでコートを羽織っているかのような細身のブライハイトである。このデザインは、彼の信念に沿った逃避的な性質を象徴している。

  • カイテン

    • Pilotビット・ナミタル

    ビットのブライハイト。漢字表記は「皆纏」。信念は「とことんまでに人頼み」。

    外見は巨大化したバインドワッパーそのものであり、単独での機体性能は何も持たない。しかし、城塞戦艦グランエッジャを人型ブライハイト「ブライハイト・グランエッジャ」へと変形させるための特殊なブライハイトである。ビットが自らバインドワッパー化してグランエッジャの舳先に装着することで、グランエッジャは「ブライハイト・グランエッジャ」へと変形。この装着も「機装顕現」として扱われている。

  • パラノーブル

    • Pilotプラーク・コンラート

    プラークのブライハイト。信念は「姫への献身」。

    外見は白を基調とし、各部にピンク色の水晶体が輝く、左肩にマントを羽織った騎士のような女性型ブライハイトである。ブライハイトの中でも希少な飛行能力を持ち、プラークは空中技を駆使し、飛行戦術と機動力を活かして戦う。ただし、飛行能力はバインドワッパーを改造して後天的に得たものである。

    マント状のパーツは着脱・分解が可能で、ファンネルのように独立した動きをすることもでき、強力なレーザーを放つ攻撃も可能。

  • ラブソリュート・ノワール

    • Pilotフィノワール

    フィーネの裏の人格・フィノワールが現れた時、ラブソリュートが変化した禍々しい闇の女神「ヘカテー」のようなブライハイト。

    ノワールへの変形時には、ラブソリュートの杖のハート部分が半分欠け、鎌のような武器に変貌する。また、顔が後ろに回転してノワールの顔が現れる。

    信念はラブソリュートと同じ「愛こそ全て」だが、行動は残虐であり、味方を倒すことでその力を吸収する。相手の力を味方のために用いるラブソリュートとは対照的に、破壊と力の吸収を主とする性質を持つ。

  • センプ

    • Pilotバイ・トウアツ

    バイのブライハイト。信念は「全ての敵を薙ぎ倒す」。

    外見は、バイと同じく頭部に傷が施され、紺とオレンジを基調とした荒々しい武将のような姿をした大型のブライハイトである。戦闘時には信念にある通り、戦斧を武器に圧倒的な破壊力で敵を薙ぎ倒し、敵を殲滅する。

  • シュンレツ

    • Pilotレン・シン

    レンのブライハイト。信念は「不義なる者断じて許さず」。

    外見はレンのヘアースタイルを反映して片目が隠れ、髪飾りをつけた小柄で細身の女性型ブライハイト。その細身の体型を活かし、回転しながらの高速攻撃でアロウを翻弄し苦しめた。

  • バリュウ

    • Pilotゴウ・ザンガ

    ゴウのブライハイト。信念は「闘志千里を走る」。

    外見は緑と黄色を基調とした龍人型のブライハイトである。彼は超ロングレンジの強力な槍技を使いこなし、一瞬で広範囲の敵を殲滅する能力を持っている。

  • レップウ

    • Pilotレン・シン

    ムガとグランエッジャに敗北した後、レンが自身の信念を見つめ直したことで進化したブライハイト「シュンレツ」。外見はシュンレツに翼が追加された程度で大きな変化はないが、信念はそのままにレッカ凱帝国初の飛行能力を獲得している。

    この飛行能力により、カイのギガンと合体することでギガンにも飛行能力を譲渡することが可能になり、合体形態「ギガンレップウ」として空中戦でも圧倒的なパワーを発揮する。また、ギガンレップウ時には背中の翼部分からレップウの固有技を放つこともできる。

     

  • オウゲン

    • Pilotゼツ・ダイダン

    ゼツのブライハイト。信念は「我が前に道はなし。ただ道を作る」。

    外見は紫のマントを羽織り、髭を生やした仙人のようなデザインが施された、ゼツらしい風格を備えたブライハイトである。機装顕現する際には通常の10倍となるバインドワッパー10個を使用し、信念子の密度を自在に操ることができる。信念波で山を吹き飛ばすほか、相手ブライハイトの信念子を吸収する能力や、単機で巨大戦艦を沈ませるなど、規格外の力を誇る。

    ただし、戦闘が長引くか一定以上の衝撃を受けるとバインドワッパーが徐々に砕け、全てが砕けると機装顕現が解除されてしまう。対ルドルフ戦では100個のバインドワッパーを使用し、ゼツ自身が若返り、機体全体のマント状の装甲や髭が外れて、仙人型からヒーローのような姿へと変貌した。

  • ディオストラージェ

    • Pilotルドルフ・コンダクトーレ

    ルドルフのブライハイト。信念は「神こそ全て」。

    外見は機体全体が黄金に輝き、まるで神々しい皇帝のような姿をしたブライハイトである。通常のブライハイトとは異なり、体内に取り込んだバインドワッパーを腕ではなく首に装着し、機装顕現する。「私が本気を出せば世界が滅ぶ」という言葉を体現するかのように、単機で他の全ブライハイトを圧倒する強さを持ち、ブライハイト城艦「ディオベネディッカ」のコアとなる役割を果たしている。

    戦闘では、黄金のオーラをまとった剣を用い、ムガやオウゲンの攻撃を軽々と防御するほか、手に内蔵された高威力のバルカン砲による一斉射撃も可能である。

    ゼツとの戦闘で相打ちになり一度は破壊されたかに見えたが、グランレッカがエピタフマウンテンに到着した際、リュートの元王位候補者たちが機装顕現した台座に座して再び姿を現した。

  • ディオベネディッカ

    • Pilotルドルフ・コンダクトーレ

    ルドルフが操るブライハイトに属する巨大な城艦「ディオベネディッカ」。

    アロウたちがルドルフの宮殿を訪れた際、ルドルフが語った「私が本気を出せばこの世界が滅ぶ」の正体でもあり、普段は透明な状態で隠されている。ルドルフは自らに危害を加える者に対して、この城艦の力の一部を用いて圧倒的な攻撃を仕掛けることができる。

    外見は垂直型で、機体全体から8本の手が生えており、各手が持つ宝珠から無差別に火線を一斉発射するほか、信念のエネルギーによる光線で全ブライハイトや町を瞬時に壊滅させる破壊力を誇る。ディオストラージェと合体することでさらに強力になり、まるで神の代弁者のようにリンガリンドそのものを根絶やしにする力を発揮する。ディオベネディッカは、アロウのムガソードやゼツの渾身の一撃すら受け付けない、神の加護を受けたかのような防御力を有している。

    ただし、リンガリンドの法則には従っており、操縦者であるディオストラージェがコックピットから離れると力を発揮できないため、起動中はディオストラージェと強力なケーブルで接続されている。このケーブルは非常に強固で、切断が難しいが、切断されるとディオベネディッカは機能を停止する。

    ゼツがルドルフの体内に眠る鎖状のバインドワッパーをすべて破壊したことで、一度ディオベネディッカも爆散したように見えたが、ルドルフが生存していたため再びアロウたちの前に立ちはだかる。2発目の「破滅の輪舞」の破壊を阻止しようとするも、三位一体覇道天弓のダメージを受けており、フィーネたちとの戦闘で宝珠が全て破壊された後、バイ、ゴウ、プラークの連携攻撃によって最終的に完全消滅した。

  • ファンタズモーネ

    • Pilotディゾナンザ

    ディソナンザのブライハイト。信念は「決して死なない、世界の終わりまで」。

    外見は脚部がなく、一つ目でピエロの帽子をかぶった悪魔のような異形の姿を持つ超巨大ブライハイトで、飛行型の機体。相手のブライハイトをコピーする能力を持ち、通常のブライハイトの約10倍の大きさを誇る。戦闘では、その巨大な体を回転させ無数のブライハイトをなぎ払うほか、指をロープ状に伸ばして相手ブライハイトを捕えることも可能。

    一度はギガンレップウによって倒されるも、信念「決して死なない」に基づき、破壊されても自己修復が可能。ルドルフとの戦いでは、目の前で倒されても瞬時に復元する姿を見せ、圧倒的な再生能力で不死のように立ちはだかる。

  • グランエッジャ

    • Pilotエルシャ・リーン

    エッジャ村の地底に眠っていた全長約1キロメートルに及ぶ巨大な城艦「グランエッジャ」。起動時にエルシャのブライハイト「シャドウ」が登録されたため、シャドウが一体化して操縦を担うことになった。当初は機能の理解が不十分だったが、城内には広大な多目的空間、医療施設、居住施設、武器庫などが完備され、水や空調も自動管理されており、エッジャ村の住民たちは城内での長期生活を始め、農耕や牧畜まで行い、一種のアーコロジーとして機能するようになった。

    グランエッジャは戦艦として多数の攻撃用砲台や自衛兵器を備えており、レッカに存在する同様の城艦よりも高度な技術が施されている。シュウの研究により、グランエッジャはアロウのムガを経由して超信念エネルギーを解放する「グランアロー」という超兵器を発射可能となり、この攻撃は敵の命を奪わずにバインドワッパーのみを破壊することができる。弱点として、上空の飛行型ブライハイトには無効だが、城艦を垂直形態に変形することで上空にも対応可能な「グランアローバーチカル」、また散開する敵を旋回しながら攻撃する「グレートバーニング」も編み出された。

    さらに、ビットのブライハイト「カイテン」と合体することで、人型の「ブライハイト・グランエッジャ」に変形が可能であり、ブライハイト・グランエッジャとダイレッカが合体して「グランレッカ」となることも可能である。

  • ダイレッカ

    • Pilotキョウ・メイケツ

    レッカの北方領土の地底に眠っていた、アロウが使用する予定だった高度飛行可能な城艦。起動時には専用のバインドワッパーが必要であり、ゼツが城艦名を命名した。当初はディソナンテからバインドワッパーを与えられたテイが操っていたが、ゼツによりテイが倒された後はキョウが引き継いでいる。

    この城艦はグランエッジャよりも遥かに大きく、横にも縦にも広がりを持つ。外観は赤を基調とした宮殿のようなデザインで、遠くからでも確認できる巨大砲台を多数備えているため、火力面ではグランエッジャやマエストローグを上回る。操縦席部分にはシールドが展開され、操縦者を防護する機能が備わっており、これはマエストローグと共通しているが、グランエッジャのみが異なる仕様である。

    また、自軍の兵の信念を変化させることで飛行能力を付与することが可能であり、内部の武器庫には多数のバインドワッパーが保管されている。さらに、ブライハイト・グランエッジャと合体して「グランレッカ」となることも可能である。

  • マエストローグ

    • Pilotピース・グリンハウス

    リュート卿和国の地底に眠っていた、アロウが使用する予定だった飛行可能な城艦。起動時には専用のバインドワッパーが必要である。

    この城艦は白と金を基調とした外観を持ち、グランエッジャに似た城のような形状で、煌びやかなイルミネーションのような装飾が施されている。基本装備や火力はグランエッジャとほぼ同等で、味方兵の信念を変化させることでブライハイトに飛行能力を付与でき、空中戦で圧倒的な戦力を発揮する。

    高い機動力と大量のブライハイトによって一度はグランエッジャを追い詰めるが、ルドルフの本当の目的はアロウの覚醒した力を利用することにあった。ピース消滅後、ムガがマエストローグの核となり、残存するリュート軍も全滅。その後、アロウの意思を無視してグランエッジャに襲いかかるが、シュウの機転でムガと艦首が切り離され、グランエッジャの攻撃を受けて最終的に破壊された。

  • グランレッカ

    • Pilotビット・ナミタル

    ブライハイト・グランエッジャと城塞戦艦ダイレッカが合体して完成するビットのブライハイト。「グランレッカ」という名前は、合体を喜んだゼツによって命名された。

    グランレッカはブライハイト・グランエッジャの数倍のパワーを誇り、さらにダイレッカの力により飛行能力も備える。合体時にはブライハイト・グランエッジャが本体となり、ダイレッカが分離してグランエッジャの背部、腕部、腓腹部、脚部に装着され、強化形態として圧倒的な戦闘力を発揮する。