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ディオベネディッカ

ディオベネディッカ

ルドルフが操るブライハイトに属する巨大な城艦「ディオベネディッカ」。

アロウたちがルドルフの宮殿を訪れた際、ルドルフが語った「私が本気を出せばこの世界が滅ぶ」の正体でもあり、普段は透明な状態で隠されている。ルドルフは自らに危害を加える者に対して、この城艦の力の一部を用いて圧倒的な攻撃を仕掛けることができる。

外見は垂直型で、機体全体から8本の手が生えており、各手が持つ宝珠から無差別に火線を一斉発射するほか、信念のエネルギーによる光線で全ブライハイトや町を瞬時に壊滅させる破壊力を誇る。ディオストラージェと合体することでさらに強力になり、まるで神の代弁者のようにリンガリンドそのものを根絶やしにする力を発揮する。ディオベネディッカは、アロウのムガソードやゼツの渾身の一撃すら受け付けない、神の加護を受けたかのような防御力を有している。

ただし、リンガリンドの法則には従っており、操縦者であるディオストラージェがコックピットから離れると力を発揮できないため、起動中はディオストラージェと強力なケーブルで接続されている。このケーブルは非常に強固で、切断が難しいが、切断されるとディオベネディッカは機能を停止する。

ゼツがルドルフの体内に眠る鎖状のバインドワッパーをすべて破壊したことで、一度ディオベネディッカも爆散したように見えたが、ルドルフが生存していたため再びアロウたちの前に立ちはだかる。2発目の「破滅の輪舞」の破壊を阻止しようとするも、三位一体覇道天弓のダメージを受けており、フィーネたちとの戦闘で宝珠が全て破壊された後、バイ、ゴウ、プラークの連携攻撃によって最終的に完全消滅した。

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