巨大な壁に囲まれた大地・リンガリンドの僻地にあるエッジャ村に、ある日「ラクホウ」で落ちてきた全裸の男が現れる。男は記憶喪失だったが、壁の外に行きたいと言い、「バック・アロウ」と名乗ることになる。彼はバインドワッパーを使いブライハイトを操り、村人を驚かせた。その後、壁を目指そうとするアロウは、道中でレッカ凱帝国の大長官シュウ・ビと運命的に出会う。一方、リュート卿和国の命を受けたイキ合愁国自警団がアロウを追って村を襲撃するが、バインドワッパーを使ったエルシャが村の地下で巨大城艦「グランエッジャ」を起動させ、イキ軍を退ける。
アロウと村人たちはシュウを仲間に加え、壁の外を目指す旅に出るが、その道中でカイ・ロウダンやレン・シンなどのレッカ凱帝国勢力と衝突する。やがて彼らは、リュート卿和国のプラーク・コンラートと王女フィーネ・フォルテと接触するが、リュートの隠された闇に触れてしまう。さらに、レッカの凱帝陛下ゼツ・ダイダンが宣戦布告し、レッカとリュートの二国間戦争が勃発。両国の長も参戦し熾烈な戦いとなるが、持久戦の末にリュートが勝利し、和平協定により戦争は終結する。しかし、リュートの闇を知らなかった国民の反発により、フィーネとプラークは追放され、彼らは新たに立ち上がったグランエッジャ城艦国の国民となる。
その後、神といわれる存在がリンガリンドの殲滅を本格的に開始したことを受け、グランエッジャ城艦国は壁の外を目指し、神に会って世界の消滅を阻止することを決意。様々な苦難を経てついに壁の外の神の世界に辿り着いたアロウたちは、この世界の真理を知り、神を救済するため新たな旅に出ることとなった。