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機体リスト
逆転イッパツマン

共收録 6 台の機体。
  • 逆転王

    • Pilotイッパツマン

    イッパツマンが操縦する巨大ロボット。トッキュウザウルスの腕と胴体部分が分離し、変形後にイッパツマンが操縦する戦闘機・弾丸ヘッド号と合体する。両腕をT字に開いた状態でイッパツマンとレスラーメカの間に割り込み、レスラーメカを一蹴するのが定番フォーマット。その後、胴体部にイッパツマンを回収した弾丸ヘッド号と合体し、合体完了時にイッパツマンは「逆転王、見参!」と名乗りを上げる。弾丸ヘッド号の合体には正面型(180°回転)と側面型(90°回転)の2種類があるが、トッキュウザウルスの手首から逆転王の手首への変形は描写されていない。

    胸部のダイヤモンドで空気中のイオンを合成し、武器を召喚または成形することができる。レスラーメカに対してはバックブリーカーなどのプロレス技でとどめを刺すことがあり、空中に投げ上げた敵を正拳突きで倒すこともある。第13話以降は勝利後に「逆転王!!」と名乗りを上げる場面もあるが、回数は多くない。ボディは特殊合金で作られており、マグマの熱にも耐え、通常の金属の刀剣では貫通できない。第27話では口部分が開いて風を巻き起こす場面もあった。

    第30話では、隠球四郎が放ったダイヤモンド弾丸を眉間に受け、コクピットの変形システムが破壊された。

  • 三冠王

    • Pilotイッパツマン

    逆転王に代わり、第31話より登場した巨大ロボット。トッキュウマンモスの銃座と本体上部が分離し、残った本体下部は変形後、新イッパツマンが搭乗する戦闘機・弾丸ブースター号と合体する。合体完了時には三冠王自身が「三冠王飛来、ここに参上!」と名乗りを上げる。

    AIを内蔵しており、イッパツマンが操縦しなくても自律的に行動可能。白兵戦タイプの逆転王とは異なり、主な武装は大小の銃火器で、空中戦にも対応している。ただし、白兵戦が苦手というわけではなく、接近戦を挑むことや、敵ロボットの武器を利用してとどめを刺す「武器返し」の技を披露することもある。逆転王以上に、勝利時に名乗りを上げる場面が多い。

    胸部には逆転王のようなダイヤモンド状の合成装置はないが、武器の召喚は逆転王と同様にイオンから形成される。

  • トッキュウザウルス

    • Pilotラン

    ランたちがタイムワープに使用する恐竜型のタイム運搬メカ。尻尾に繋がったカーゴユニット(トッキュウトレーラー)にリース品を積み込むことができ、大型の物は専用の卵形コンテナに格納され、類似型ユニットの上面に積み込まれる。通常型との違いは、上部に透明フードがあるかどうかで判断される。時間移動時には各部がパズルのピースのようにバラバラに転移し、時間移動を完了する。

    乗り降りは口部分の底面が開き、昇降用エレベーターが下りてくる仕組み。装甲は非常に頑強で、第27話ではコスイネンの対戦車用特殊閃光弾やキョカンチンのバズーカ砲がコクピットの特殊装甲ガラスに撃ち込まれるも無傷であり、ハル坊が彼らにアッカンベーをするシーンが描かれている。ただし、キャノピーガラスは強化ガラスなだけで、シャレコーベバギーの機関銃によって貫通される場合もあり、その際は逆転王への変形機構を利用して攻撃を回避する描写もある。

    腕と胴体部分が分離した後、残った部分はトッキュウトレーラーを収納してリリーフドンに変形する。材質は逆転王のボディと同じ特殊合金で作られており、第27話では地底からマグマに噴き上げられたものの、全く溶融することがなかった。最終話のラストシーンでは、修復されたメカが登場し、豪が整備を手掛けているシーンが描かれている。

  • トッキュウマンモス

    • Pilotラン

    使用不能となったトッキュウザウルスに代わり、第31話から登場したマンモス型のタイム運搬メカ。リース品は背中のカーゴスペースに積み込む仕組みで、搭乗は鼻先のハッチカバーが開き、伸びる折り畳み式のタラップを使って機内に乗り込む。乗り込んだ後は、バキュームによるエアチューブでコクピット内へ誘導される。時間移動時には一度機体が浮き上がり、光となって消える描写がされている。

    車輪駆動のトッキュウザウルスとは異なり、四足歩行で進行するが、ホバリングによる走行も可能で、空を飛ぶこともできる。弾丸ブースター号と同等の速度で長距離飛行することが多い。イッパツマンの危機信号(ヘルメットのバイザー型の赤い光)を受信すると、前脚の膝部分がハイライトで光る演出が入り、その後、牙や鼻が格納されリリーフカーに変形。三冠王を援護する。

    コクピットには2〜3人が残り、操縦を担当する。背部カーゴハッチを開け、三冠王を上に乗せて移動することが可能であり、三冠王を支援する重要な役割を果たしている。

  • 弾丸ヘッド号

    • Pilotイッパツマン

    ハル坊がピンチ通信でイッパツマンを呼ぶと、ホームベーサーから出動する際に射出される小型飛行メカが登場する。このメカは、一定のシークエンスの下でイッパツマンが乗り込み、射出シリンダに砲弾のように装填されて発進待機状態となる。機首のカナード翼部分は鋭利な刃物として使用可能で、第10話ではレスラーロボの触手からイッパツマンを救出する際にこの機能が活用された。

    出動時にはコントロールルームにある野球盤状のメカでホームランが出ると射出されるが、このシークエンスは第20話以降、省略されることが多くなった(サンパツマン出動時、コスイネンがこの一部を模倣していた)。この飛行メカは逆転王の頭部に合体する役割も果たし、合体時のパターンは2種類あるが、回転方向は右回転で固定されている。

    第32話では、タイムリース社の整備基地内で弾丸ヘッド号が修理されており、これがランやハル坊、2-3がイッパツマンの真実を知るきっかけとなった。

  • 弾丸ブースター号

    • Pilotイッパツマン

    損傷した弾丸ヘッド号に代わり、イッパツマンの新たな足となる中型機。この機体は弾丸ヘッド号より若干幅が広く、機体側面の円月状ウイングは通常収納され、ホームベーサーの射出装置に装填される。射出後にウイングが展開し、弾丸ヘッド号を上回る速度と機動性を誇る。三冠王の頭部および背部ランドセルとなる推進ブースターとして機能する。

    主武装は機体上部に搭載された2門のレーザー銃で、円月状ウイングは同サイズの飛行メカを切断できるほどの硬度と鋭さを持ち、実際に球四郎の円盤メカを両断したこともある。弾丸ヘッド号と同様、イッパツマンを救出してから三冠王のボディに合体することも可能で、重要な役割を果たす。