カオ・リン主任が開発したS.D.G.所属のモビルディフェンダーであり、ガンダムフォースの一員としてネオトピアを守る役割を担うロボット。主にキャプテンガンダムの指示に従って行動し、ネオトピアに侵攻する敵勢力を撃退し、市民の安全を守っている。彼の内部には「ソウルドライブ」という特殊な機構と、それに関連する「キャプテンシステム」というネットワーク機能が搭載されている。
普段は感情や表情をあまり見せず、冷静かつ計算的に行動するが、シュウトとの交流を通じて感情や絆に興味を抱き、ゼロや爆熱丸の感情豊かな振る舞いに憧れを持つようになる。感情を表現するための機能が追加されるが、劇中ではうまく使いこなせていないことが多い。
戦闘では、多彩な武装火器を駆使し、損傷を顧みずに勇敢に戦う。彼は他の騎士ガンダムや武者ガンダムと異なり、水中でも活動可能だが、得意ではなく戦闘行動が難しい場面もある。シュウトの応援によって「ソウルドライブ」が発動し、「キャプテンパンチ」という必殺技で敵を退ける。しかし、「ソウルドライブ」が取り除かれると、彼の意思が消失し、機能不全に陥ってしまう。
キャプテンシステムは、ネオトピアのロボットたちが暴走した際に指示を与え、混乱を収める役割を果たす。また、専用の換装リングを用いることで多様なオプション装備を使いこなし、「オプションC」という非武装状態のモビルシチズンモードへの換装も可能である。さらに、マスクの下には人の顔を模した口部があり、展開すると瞳孔が大きくなり、主にモビルシチズン形態で使用される。
戦闘前には「速やかに撤収せよ」と敵に撤退を促すのが恒例で、決戦時にはバックパックをオプションVに換装し、棍型兵器「Vロッド」を使用するようになる。
最終決戦ではジェネラルジオングに捕らわれて自信を喪失するが、仲間たちの励ましを受けてソウルドライブを再び発動させ、ジェネラルジオングを撃破する。戦後は、シュウトとの再会を約束し、S.D.G.へ帰還。後に、彼は宣言通りシュウトを次元パトロール隊に迎え入れ、再び共に行動するようになる。