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機体リスト
アルドノア・ゼロ

共收録 9 台の機体。
  • スレイプニール

    • Height13.5 m
    • Pilot界塚伊奈帆

    型式番号:KG-6

    地球連合軍のカタフラクト。機体色はオレンジ。後述するアレイオンの前世代機で、主に訓練用として使用されている。武装はアレイオンと互換性がある。その他、オプション装備として「タクティカルスーツ」や「コンフォーマルパワーアシスト」という強化システムが用意されている。脚部に推進器と滑空用の大型安定翼を持ち、これを展開することで短時間ながら低高度を飛行することが出来るほか、緊急時にはスタビライザーを盾として使用可能である。また、モジュール式脱出装置を備えている。

    作中の日本では高校においてカタフラクトを用いた兵科教練を受けることが必修となっており、伊奈帆らはこの機体で教習を受けていた。開戦後、ニロケラスに対抗するため伊奈帆らは高校で保管されていた本機を3機持ち出し「わだつみ」と合流、種子島に向かう途中のアルギュレとの戦闘で1機が失われている。伊奈帆は軍属となってからも、慣れていて軽い機体が良いとして本機を使い続けている。技術的熟成が進んだ機体ゆえに、数多くのオプション装備の選択肢があり、それらを活用することで柔軟かつ効果的な運用が可能だという面も、伊奈帆にとっては戦闘時の利便性に繋がっていたと思われる。

    第2クールでは宇宙仕様の装備も登場する。機体番号は「00」。第13話では伊奈帆が対エリシウム用にレバーアクション方式の203ミリグレネードライフルを使用した。また、対タルシス戦においては彼専用の最終決戦仕様が用意されている。

  • デューカリオン

    • Pilotダルザナ・マグバレッジ

    種子島の秘匿基地で対火星軍用の兵器として実験的に開発され、格納されていた飛行戦艦。カタフラクトのデューカリオンから移されたアルドノアドライブを動力源としているが、肝心のアルドノア起動の術を見出せなかったため、実用化が暗礁に乗り上げた格好になり、計画は凍結状態となって半ば放棄されていた。「わだつみ」が基地に避難した際にアセイラムの手で起動され、「わだつみ」の乗員と物資を移して伊奈帆達の新たな母艦となる。巨大な船体ながら離水・大気圏内の飛行が可能。艦橋の壁面に「DEUCALION」と銘打たれたプレートが飾られている。

    武装として大口径の3連装主砲4基や艦首や艦底に多数のミサイル発射口を備え、カタフラクトの母艦機能も有する。主砲は連射が可能。アセイラムがライエに襲われた影響でアルドノアが機能停止し墜落するが、再起動に成功し、地球連合軍本部に無事到着した。その後はロシアのノヴォスタリスクの戦闘にて、アルドノア停止作戦の中核的存在となるも、敵の襲撃で機関部が損傷、アセイラムをザーツバルムの揚陸城に送り届けるべく突撃し、擱座した。

  • アレイオン

    • Weight13.5 t
    • Pilotライエ・アリアーシュ, 網文韻子, 界塚ユキ, 鞠戸孝一郎, 三影蒼雲(漫画版), 地球連合軍兵士

    型式番号:KG-7

    地球連合軍の主力量産型カタフラクト。機体色は緑褐色(鶯色)。武装は75ミリマシンガン、75ミリハンドガン、グレネードランチャー、120ミリライフル、格闘用ナイフなど。スレイプニールよりも小型化された安定翼を持つ。また、正式装備の中にスレイプニールとも互換性のある外装式のリアクティブアーマーがある。前世代機であるスレイプニールに比べ装甲が増強されており防御力は優れているが、その分機動性の面では若干劣っており、総合面ではさほど性能向上が見られないためか、伊奈帆の乗機に選ばれることはなかった。

    第2クールにおいては、宇宙仕様が登場する(機能・武装共にスレイプニールと共通)。また、対ステイギス戦では「電磁グリッド」という半透明の傘状の盾を使用している。各機体は戦術データリンクで繋がっており、ユキ達が伊奈帆の戦闘データを参照している。

  • ニロケラス

    • Height18 m
    • Pilotトリルラン

    火星騎士のトリルラン専用機。巨大なマント状の腕を使った格闘攻撃を行う。機体表面に特殊なフィールド「次元バリア」を展開でき、光線を含めた全ての物理現象を吸収・消滅させ、敵からの攻撃を無効化する。一見無敵に見えるが、特性上は展開すると直接視界を得ることができず、「鷹の目」と呼ぶ浮遊型外部カメラを散布して視覚を確保する必要がある。また足裏部の接地面や外部カメラのデータ受信部などのバリアで覆えない隙間も存在する。また、本来ならバリア展開中は外部からはほぼ黒一色に見えるはずだが、これにはバリアの上に元のカラーリングを光学迷彩で展開・投影することでバリアの隙間の発覚を防いでいる。伊奈帆の立案した作戦で海に落とされたことで海水が吸い込まれない箇所からバリアの隙間の位置を割り出され、撃破された。なお、元の設定では腕が展開するギミックは無かった。

  • アルギュレ

    • Height16.5 m
    • Pilotブラド

    火星騎士のブラド専用機。装甲はさほど厚くはないが、その分機動性は高い。ブラドの流儀からか遠隔火器を一切装備しておらず、左右の腰部スリットに一基ずつビームサーベルの発振器を装備している。伊奈帆との初戦では、彼の作戦であるガントリークレーンを使った攻撃で頭部が半壊したことと、わだつみが救援として現れたため不利を悟り撤退を余儀なくされる。その後頭部を応急処置してリベンジ戦に挑むも伊奈帆の策で海へ落下、自身のビームサーベルの圧倒的な熱量によって発生した水蒸気爆発に巻き込まれて破壊された。なお、元のデザインでは、腰アーマーが翼のように展開できる予定であった。

  • ヘラス

    • Height22 m
    • Pilotフェミーアン

    火星騎士のフェミーアン専用機。巨大な腕を6本装備しており、これらにはそれぞれソロモン72柱の悪魔における伯爵の地位にあるものの名が付けられ(ボティス、マラクス、ロノウェ、ハルファス、ラウム、ヴィネ)、フェミーアンは「眷属」と呼ぶ。それらをロケットパンチのように飛ばし、遠隔操作することで攻撃を行う。これらの腕は「巨大分子と化している」との説明がスレインからされたように通常の攻撃では腕の破壊はできず、HE弾によって進行方向を逸らすのが精一杯である。破壊できるチャンスは分子構造が戻る平手の状態で指を狙う、または装甲で覆われていない背面エンジンを狙うかの2つ。腕が全て破壊された場合の切り札として、機体自体が変形し体当たり攻撃をすることもできる。伊奈帆とスレインの連携の前に全ての腕を破壊され、体当たり攻撃を敢行するが、突如現れたデューカリオンの船底に激突・中破し、直後にライエが乗るアレイオンの狙撃で撃破された。なお、主に腕(ロケットパンチ)は揚陸城内に置いてあるが、実際のヘラスの腕の最大搭載数はかなり多く、6本どころかそれ以上装備できる。

  • ディオスクリア

    • Height31 m
    • Pilotミサイルポッド, ビームサーベル, ロケットパンチ

    火星騎士のザーツバルム専用機。機体名は火星の古い地図に見られる地名に由来する。飛行形態時は単体で大気圏内外を飛行可能で、15年前の侵攻時にはデューカリオンと共に火星の先鋒として種子島に降下した。分離時は6分割構成で、全機が人型形態と飛行形態になれる(飛行支援機が歪な形状なのは、人型だったものを無理に飛行機械へと改造したため)。中心部となるコアロボットのアルドノアドライブの固有能力は、他のアルドノアドライブとの接続・制御であり、これにより火星のアルドノアドライブ研究に貢献してきた。また、暗号通信の傍受能力や、電子機器に感知されないステルス機能を持つ(目視では普通に認識できる)。オプション兵装としてミサイルポッドを装着可能。合体時は複数のアルドノアドライブ能力(ニロケラスの次元バリア、アルギュレのビームサーベル、ヘラスのロケットパンチ)を制御して、各武装を使用する。

    複数のアルドノアドライブ能力を使用できることから一見無敵に思えるが、ロケットパンチを使用する間は干渉する恐れがあるため次元バリアを解除しなければならないなど、複数の機能を同時使用できない上に、それぞれの弱点も有している。その点を見抜いた伊奈帆によって損傷を重ねて各個撃破され、コアロボットのみにされてなお挑みかかるも、一方的に打ち負かされ撃破された。

     

  • タルシス

    • Height17 m
    • Pilotクルーテオ, スレイン・トロイヤード

    火星騎士のクルーテオ専用機。崩壊したクルーテオの揚陸城からザーツバルムによって奪取された純白の機体。当初はアルドノアドライブが停止していたが、揚陸城内での決戦時、タルシスの中へ逃げ込んだスレインが搭乗した際に突然起動し、その後は彼の専用機となる。攻撃を受けてもその弾道を予測し、正確に回避するなどの未来を予測する能力を持っているが、直接は攻撃に転用できない能力のため、両腕に備えられているシールドに内蔵された機銃を武器としており、火力そのものは平凡な水準に留まっている。なお、シールド裏には鋏状にもなるブレードが格納され、格闘戦も行える。ザーツバルムは本機に対して「クルーテオには過ぎた機体」と言っていた。

    最終決戦で伊奈帆と対峙するも、捕まえてしまえば未来予測も意味がないと網状に展開した複数のワイヤーアンカーにより捕獲されて量子演算アンテナが破壊されたために未来予測機能をカットし、お互い弾薬を撃ち尽くして近接兵器での激闘の果てにコクピット部分を拳で叩きこまれ制御不能になり、そのまま大気圏に突入して燃え尽きるかと思われたが伊奈帆のカタフラクトをドラッグシュートの代わりとすることで大破しつつも2人とも生存することができた。

  • スカイキャリア

    • Pilotスレイン・トロイヤード

    火星カタフラクト用の戦術輸送機。装備は自衛用の機関砲やミサイル、短砲身の榴弾砲。バリアなどの特殊能力は有していないがそれなりの戦闘力はあり、カタフラクトを搭載したままで地球側の戦闘機を撃ち落とすほどの運動性と火力を持つ。