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デューカリオン

デューカリオン

種子島の秘匿基地で対火星軍用の兵器として実験的に開発され、格納されていた飛行戦艦。カタフラクトのデューカリオンから移されたアルドノアドライブを動力源としているが、肝心のアルドノア起動の術を見出せなかったため、実用化が暗礁に乗り上げた格好になり、計画は凍結状態となって半ば放棄されていた。「わだつみ」が基地に避難した際にアセイラムの手で起動され、「わだつみ」の乗員と物資を移して伊奈帆達の新たな母艦となる。巨大な船体ながら離水・大気圏内の飛行が可能。艦橋の壁面に「DEUCALION」と銘打たれたプレートが飾られている。

武装として大口径の3連装主砲4基や艦首や艦底に多数のミサイル発射口を備え、カタフラクトの母艦機能も有する。主砲は連射が可能。アセイラムがライエに襲われた影響でアルドノアが機能停止し墜落するが、再起動に成功し、地球連合軍本部に無事到着した。その後はロシアのノヴォスタリスクの戦闘にて、アルドノア停止作戦の中核的存在となるも、敵の襲撃で機関部が損傷、アセイラムをザーツバルムの揚陸城に送り届けるべく突撃し、擱座した。

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