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ヘラス

ヘラス

火星騎士のフェミーアン専用機。巨大な腕を6本装備しており、これらにはそれぞれソロモン72柱の悪魔における伯爵の地位にあるものの名が付けられ(ボティス、マラクス、ロノウェ、ハルファス、ラウム、ヴィネ)、フェミーアンは「眷属」と呼ぶ。それらをロケットパンチのように飛ばし、遠隔操作することで攻撃を行う。これらの腕は「巨大分子と化している」との説明がスレインからされたように通常の攻撃では腕の破壊はできず、HE弾によって進行方向を逸らすのが精一杯である。破壊できるチャンスは分子構造が戻る平手の状態で指を狙う、または装甲で覆われていない背面エンジンを狙うかの2つ。腕が全て破壊された場合の切り札として、機体自体が変形し体当たり攻撃をすることもできる。伊奈帆とスレインの連携の前に全ての腕を破壊され、体当たり攻撃を敢行するが、突如現れたデューカリオンの船底に激突・中破し、直後にライエが乗るアレイオンの狙撃で撃破された。なお、主に腕(ロケットパンチ)は揚陸城内に置いてあるが、実際のヘラスの腕の最大搭載数はかなり多く、6本どころかそれ以上装備できる。

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