- Height49.7 m
- Weight195 t
- Pilotハザル・ゴッツォ⇒エイス・ゴッツォ
スーパーロボット大戦に参戦する作品
ゼ・バルマリィ帝国の機動兵器ヴァイクルをベースに開発された機体。
念動力感知増幅装置「カルケリア・パルス・ティルゲム」を搭載し、念動力を応用した兵器を使用する。サイコドライバー能力者専用の機体であり、単機でクロスゲートを開く機能を持つ。さらに「ディバリウム」との合体機構を備え、合体後は「ガドル・ヴァイクラン」となる。
元々は総司令官ハザル・ゴッツォが、父シヴァー・ゴッツォから与えられた機体であった。しかし、ハザルは機体性能を十分に引き出せず、バンプレイオスに敗北。その後、ハザルの同一体であるエイス・ゴッツォが彼を追い落とし、この機体を引き継いだ。
全体的に流線型の装甲が多く、頭部アンテナや両肩の誘導兵器「ガン・スレイヴ」、腰部フロントアーマーの形状などにヴァイクルのデザインが垣間見える。一見すると手足のない半人型の戦闘機のように見えるが、両腕は未使用時に後方へ格納され、脚部も最低限の形状しか持たない。基本的に宙間戦闘に特化した設計となっており、格闘戦は度外視されているため、殴り合いには適していない。
本機はヴァイクルをベースにしているものの、シルエットや構造、武装の傾向はアンティノラに酷似している。このことから、ユーゼスが運用していたアンティノラのデータと、ゼ・バルマリィ帝国本国が保有していたヴァイクルのデータを融合させた発展機であると推測される。
また、武装の一つである「ベリア・レディファー」は、アストラナガンの「アキシオン・キャノン」に酷似しており、クロスゲート起動機能と併せて、シヴァーが独自にアストラナガンの再現を試みた機体である可能性も示唆されている。
外見的特徴
ゼ・バルマリィの兵器としては珍しく、顔面に「歯を食いしばった形の口」を持つのが特徴的である。
名前の由来
機体名の元ネタは、レビ記に登場するヘブライ語の名称「ヴァイクラ」。
