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アンティノラ

アンティノラ
  • Height46.5 m
  • Weight347.3 t
  • Pilotユーゼス・ゴッツォ, ヴィレッタ・バディム

スーパーロボット大戦に参戦する作品

型式番号:AGX-13

ゼ・バルマリィ帝国(エアロゲイター)の機動兵器。

人型の上半身に龍や人魚を想起させる下半身という特異な外見から、地球側では「モノ・レッグ」のコードネームで呼称される。

辺境銀河方面軍第7艦隊副司令であるユーゼス・ゴッツォ騎爵が、ジュデッカの試作機として開発した機体。表向きは次期主力機開発を目的としているが、実際はユーゼス個人の目的によって開発され、第7艦隊にのみ配備されている。機体のコンセプトや機能の類似点から、念動力能力者専用機であるヴァイクルの発展型と考えられている。

奇抜な外見とは裏腹に、次期主力機にふさわしい高性能を誇る機体で、試作1号機には試作型の量子波動エンジン、念動力増幅装置「カルケリア・パルス・ティルゲム」、単独ワープ機能「クロスゲート・ドライブ・システム」を搭載。さらに、ズフィルードと同様のズフィルード・クリスタル装甲を採用し、自己再生機能も持つ。これらの技術は後にジュデッカの開発に生かされている。

武装

  • 近接戦用として「フォトン・ソード」を装備。
  • 射撃用には、ゼカリアの携行武器だった「オルガ・キャノン」を内蔵型として搭載。
  • 広範囲攻撃用の実弾兵器「タキス・ミサイル」。
  • 両腕に4機ずつ搭載されたオールレンジ攻撃兵器「アサシン・バグス」。
  • 最大の必殺武装として、巨大なエネルギーリングで敵を拘束・圧殺する「ドラウプニール・リング」。

地球側の高性能機体に対抗するため、コストを無視して十数台が生産された。ただし、ユーゼス専用の試作1号機と2号機以降の量産型には性能面で大きな差があり、試作1号機は単独任務を想定して大幅なカスタマイズが施されている。量産機は上級指揮官用のほか、無人機としても運用が可能。

外見はヴァイクルの発展型とされるヴァイクランにも似ており、ユーゼスがシヴァー・ゴッツォに送ったデータを基に、ヴァイクランが開発された可能性も考えられる。

機体名の由来

機体名は、13-14世紀イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリの叙事詩『神曲』地獄篇に登場する、最も重い罪「裏切り」の罪人が落とされる地獄の最深層「コキュートス」の四つに区切られた地名から取られている。この名称は、後に開発されるジュデッカの武装名にも使用されている。

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