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ジンライ

ジンライ
  • Height46.5 m
  • Weight113.4 t
  • PilotSystem-ZLAI

型式番号:DGG-XAM3

漆黒のボディを持った謎の特機。その正体はビアンが設計したダイナミック・ゼネラル・ガーディアン(DGG)の3号機であり、忍者を象った機体。ダイゼンガー・アウセンザイターと異なり、4号機と共にパーツのまま行方不明となっていた。

AI「System-ZLAI」によって制御される無人機で、AI自身がレーツェルに「ジンライ」と名乗り、「ダブルGを超える者」と称する。柔軟な動きと素早い挙動で敵機を翻弄し、高機動による一撃離脱戦法を得意とする。改良型ABMD(人工骨格筋肉駆動)システムを採用し、その動作性能はダイゼンガーやアウセンザイターを凌駕する。さらにEA(電子攻撃)とEP(電子防御)機能を有し、劣勢になると強力なEAを展開しつつ戦闘から離脱する。その姿は煙でドロンする忍者そのもの。

ジンライは、ダイゼンガーとアウセンザイターを破壊すべくカオルによって送り込まれた機体であり、無数の量産型が存在する。その風貌や量産型の存在から、一部の者(特にタスク)から「上忍」という俗称をつけられているが、ロボット大図鑑では「中忍」とされている。

ダブルGを狙い、何度も戦隊の前に姿を現したが、最終的に激戦の末に破壊され、ハガネに鹵獲される。その後、損壊したジンライはダブルGの予備パーツを用いて改修され、トウマ・カノウの搭乗するダブルG3号機「雷鳳」として生まれ変わることになる。

ジンライが無人機としてダブルGの名を冠するのは、カオルが「有人機であるダイゼンガー・アウセンザイターを無人機であるジンライが駆逐することで、ビアンより自分が優れていると証明する」という考えに基づいている。そのため、カオルは搭乗前提のLIOHには難色を示し、ミナキの提案を却下していた。「ジンライがDGGを超越し、その名を捨ててこそLIOHが真価を発揮する」とされていたが、結果としてジンライがその真価を発揮したのは、トウマという搭乗者を得てZLAIを失った後だった。

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