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ビルトシュバイン

ビルトシュバイン
  • Height23.2 m
  • Weight79.4 t
  • Pilotイングラム・プリスケン, ヴィレッタ・バディム, リョウト・ヒカワ, リュウセイ・ダテ

型式番号:PTX-005

ゲシュペンストの性能向上試作機で、量産主力機化を想定して造られた。しかし、特殊戦技教導隊のゲシュペンスト運用データを元に作られたため、反応速度や出力が凄まじいピーキーな機体に仕上がってしまい、教導隊レベルの技量を持つパイロットしか使いこなせない高難度の機体となった。さらに、高性能に比例してコストも高騰し、特にプラズマ・ジェネレーターの高コストは量産化の大きな障害となり、結局は見送られてしまうこととなった。しかし、その設計思想はヒュッケバインシリーズへと受け継がれていく。

この機体はパーソナルトルーパーとしては比較的装甲が厚く、機動性も高い。また、滞空能力にも優れており、限られた時間であれば空中戦闘が可能である。さらに、換装武器の積載量が多く、武装の拡張性も高いため、使い方次第では非常に高い潜在能力を発揮する機体である。

デザイン的には、ゲシュペンストとヒュッケバインの中間に位置し、重厚な曲線的デザインと鋭利な直線的デザインが一体となっている。特に、上半身にはヒュッケバイン、下半身にはゲシュペンストの意匠が強く見て取れる。

この機体は、PTXチーム隊長であるイングラム・プリスケンの乗機であり、チーム解散後、彼がSRXチーム隊長兼教官に就任した後も引き続きDC戦争に参戦した。イングラムの離反後も、ヒリュウ・ハガネ隊(後の鋼龍戦隊)の戦力として運用され、L5戦役後には新たにSRXチーム隊長に就任したヴィレッタ・バディムの乗機となった。その後も予備機として修羅の乱終戦までハガネに配備されていたが、その後の所在は不明である。

なお、機体名はドイツ語で「猪」(「ビルト=野生の」「シュバイン=豚」)を意味している。

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