
- Height31 m
- Weight149 t
- Pilotヨウタ・ヒイラギ, ユキ・ヒイラギ
スーパーロボット大戦に参戦する作品
ファルセイバーの真の姿。「次元の守人」としての本来の形態であり、「ファルセイバー」の名前は本当はこちらの姿を指すが、ヨウタ達は不完全な姿をこの名前で認識しているため、それを超える存在としてグリッターの名が冠されている。
マントと鎧を纏った騎士のような重厚で力強い姿をしているが、機動力も非常に高くその戦闘力は計り知れない。バルギアスとの戦いで砕け散った「心の至宝」がザ・パワーの力によって復元されたことにより復活したファルセイバーが、オウストラル島の遺跡に変化していた「生命の至宝」を得ることで力を取り戻し、ブルーヴィクターと合体することでこの姿となった。
合体形式は完全なグレート合体で、分割されたブルーヴィクターとブリューナクを武装パーツとして装着することで完成する。
ファルセイバーは本来この姿なのだが、3万年前に起こったミケーネ帝国との決戦の際に、力の源である四つの至宝のうち三つを失っていた。現代においては「力の至宝」がブルーヴィクターという別の存在へと造りなおされていたため、融合者の二人が揃った上で「輝煌合体」のキーワードで合体することでこの姿となる。ブルーヴィクターの人格は「力の至宝」に宿っていたファルセイバーの残留思念をディボーティーが練り直したものであり、結果全く別の存在となっているため、合体しても統合されることはない(ブルーヴィクターの推測では二度と統合されないらしい)。
復活を遂げた時点でブルーヴィクターの意志が加わっていたことから、3万年前よりも遥かに強大な力を持つが、「記憶の至宝」が未覚醒だったために守護者としての権能は発揮できていなかった。
後に復活した暗黒大将軍との戦いにおいて、ゼウス神の助言によりマジンガーZから光の力を受けた事で、ユキが記憶を取り戻し「記憶の至宝」が覚醒。これによりかつての状態へと戻り、さらにヨウタ・ユキ・ブルーヴィクターの3人分の意志力を加えることで絶大な力を発揮するようになった。
その正体は、かつて発生した「異世界大戦」の折、それを終結させるために「始まりの地」を中心に設置された世界の行き来を遮断する永続結界、通称「境界」のマスターシステム兼ガーディアンプログラムとして生み出された存在。その源である人の正の想念の奔流である「境界の力」を引き出すことでそれを制御し、境界を維持するのが真の使命である。だが、3万年前のミケーネ帝国との戦いにおいて致命傷を負い、消滅の危機を迎えてしまう。しかしその時、ザ・パワーの力でESウィンドウを突き抜け、過去に飛ばされていた超竜神の意志が、現代での仲間であるファルセイバーの救済を願ったことにより、本来消滅するはずだったところを、四つの至宝のうち三つを失うレベルで済んでいた。
その後、残る「心の至宝」のみでは本来の使命を続行できないため、緊急措置として古代人唯一の生き残りであるユキの肉体を「境界の力」そのもので置換し、それらを四つの守護点で固定、自身はその守護者として使命を続行することとなっていた。