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神虎(シェン・フー)

神虎(シェン・フー)

型式番号:XT-409

中華連邦の最新型KMFで、もともとはラクシャータらのインド軍区研究チームが紅蓮と同時期に開発した機体である。しかし、ハイスペックを追求しすぎた結果、操縦が極めて困難となり、完成後も実戦投入できずにいた。その操縦の難易度は高く、これまでに17人のテストパイロットが命を落とすほどであった。また、同じラクシャータのチームが開発したものの、日本の紅蓮シリーズとは異なり、ブリタニア軍同様の後傾型コックピットを採用しているが、その理由は不明である。

機体はインド軍区の中華連邦寄りの勢力から中華連邦軍へ引き渡され、大宦官から黒の騎士団討伐を狙う星刻に託された。基本カラーは青。胸部にはビーム兵器「天愕覇王荷電粒子重砲」を搭載し、紅蓮可翔式の輻射波動砲弾にも匹敵する威力を誇るビームを発射可能。ランドスピナーはローラーブレード状で、両手首には伸縮自在のフーチ型スラッシュハーケンを装備しており、攻撃や捕縛だけでなく電撃を流すことも可能。また、ハーケンとワイヤーの強度が高く、高速回転によって実弾を防ぐ防御兵器としても機能する。

星刻が初めて搭乗した中華連邦国内での黒の騎士団との戦闘では、紅蓮可翔式を鹵獲し、単機で黒の騎士団を圧倒する性能を発揮。超合集国建国後はカゴシマ租界攻略戦でビスマルクのギャラハッドと一騎討ちを繰り広げた。最終決戦でも黒の騎士団総司令として星刻の専用機として参戦したが、枢木スザクの第九世代KMFランスロット・アルビオンとの戦いでは劣勢に追い込まれた。

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