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ヴィンセント(ロロ機)

ヴィンセント(ロロ機)

型式番号:RPI-212

ランスロットをベースにした量産機の試作型であるランスロット・トライアルを経て開発された量産試作機。

この機体は従来のKMFをはるかに凌ぐ運動性能を持ち、脚部に加え両肩先端部に計4基のランドスピナーを搭載することで、アクロバティックな三次元運動を実現している。大きく突き出した両肩には新型のファクトスフィアが搭載され、光学測距能力はランスロットを上回る。コックピットには脱出機能も完備。

腰部には強化型スラッシュハーケンを2基装備し、ハーケンを利用して跳躍することが可能。また、両腕肘部にはブレイズルミナスを応用した特殊兵装「ニードルブレイザー」を内蔵し、槍状にエネルギーを展開して肘打ち攻撃やシールド防御に使用できる。ランスタイプMVSはコックピット下部に2基マウントされ、使用時に柄を伸ばし連結させる仕組み。生産展開としてはヴィンセントをベースにしたヴィンセント・ウォードが量産機として配備され、この「初期量産試作型」としてのヴィンセントは精鋭部隊に少数が配備された。

ロロ機

機密情報部所属のロロに貸し出されていた金色の機体で、本来はギルフォード麾下の騎士であるトーマス・キンメル卿の乗機だったが、ロロがキンメルを暗殺して奪取した。高性能に加え、ロロの絶対停止のギアスとの併用で強力な戦闘能力を発揮する。

当初はルルーシュが日本国内で黒の騎士団と合流する際の移動手段として使われ、その後飛翔滑走翼が装備され空中戦にも対応。さらに暁の標準装備である速射砲を左腕部に装備した。ギアス嚮団殲滅作戦で実戦投入されたが、V.V.のジークフリートとの白兵戦で左腕と両脚が破壊され中破。その後、損傷したまま他の黒の騎士団KMFと共に嚮団施設内部に再降下し、これが最後の登場となる。

『ナイトメア・オブ・ナナリー』ではロロが搭乗し、両腕を覆うほどの巨大なハドロン砲を2基装備している。さらに人工筋肉「マッスルフレーミング」や「ギアス伝道回路」も搭載され、ロロのギアスによる量子シフトで離れた場所から呼び出すことも可能。ハドロン砲以外にも、ギアス「ジ・アイス」を使った冷凍攻撃も備える。

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