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ランスロット・コンクエスター

ランスロット・コンクエスター

型式番号:Z-01/D

ランスロット・エアキャヴァルリーを強化したナイトオブセブン専用のKMF。機体の外観に大きな変化はないが、出力が増加して基本スペックが向上している。さらに、ブレイズルミナスが胸部と両脚部に追加装備され、全てを稼働させることで機体を錐体状に覆う「コアルミナスコーン」が形成され、防御力が上昇した。脚部のブレイズルミナスによる「足刀蹴り」や、コアルミナスコーンによる突撃といった応用性の高い攻撃が可能となり、脱出機能も追加されている。

また、ハドロンブラスターが追加装備され、砲撃力が向上しているが、発射時の反動を緩和するためにフロートユニットの姿勢制御が調整された結果、空中での機動力はやや低下している。

本機は新総督ナナリーを狙う黒の騎士団への「征伐」(Conquista)を皮切りに、スザクの愛機として様々な戦場で活躍。第二次トウキョウ決戦ではカレンの紅蓮聖天八極式との戦闘で手足や武装が次々と破壊され、最終的にコアルミナスが損傷・大破した。

『白の騎士 紅の夜叉』では、太平洋上空の戦闘よりも前に初めて実戦投入された様子が描かれている。スザクが直属親衛隊「コノエナイツ」の騎士シュネー・ヘクセンに招待され滞在していたアイダホで、ブリタニア人テロ組織がヘクセン領のボイシ議会場を占拠。事態は軍に早期伝達されていたため、ロイドの手でアヴァロンに運ばれていた本機が急遽空輸され、スザクはコノエナイツの騎士レド・オフェンやシュネーのサザーランド・カスタムと共にテロ組織のサザーランド部隊と交戦、撃破した。この戦闘はスザクにとって初の実戦であったが、シュネーやレドとの連携もあり、10数機のKMFを相手取りながらも市街地への被害を最小限に抑えている。

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