
- Work機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- Height35.61 m
- Weight198.02 t
- Pilotアッシュ・グレイ
型式番号:ZGMF-X11A
C.E.71年の大戦末期に開発された、ザフト製の核動力モビルスーツ(MS)の1機。ジャスティスやフリーダムが装備していた支援ユニット「ミーティア」のコンセプトをさらに発展させ、単機でユニットモジュール構想を実現することを目指して設計された。機体はプロヴィデンスと同時期にロールアウトされている。
この機体のコックピットと核エンジンは、バックパック部分にあたる「コアユニット」に集約されており、事実上これが本体となる。その他の部位は末端ユニットとして構成され、戦闘中に損傷しても多数用意された予備パーツと交換することで戦闘継続が可能になっている。この構造から、「再生する」という意味の「リジェネレイト」という名が与えられている。なお、この構成思想は、後に開発されるセカンドステージシリーズの「インパルス」にも引き継がれている。
また、本機にはヘリオポリスで鹵獲されたGAT-X303 イージスから継承した変形機構が搭載されており、MS形態、高速巡航用のMA形態、さらにコアユニットを上半身、他の部分を四脚型の下半身とした強襲用MA形態という三つの形態を使い分けることができる。構造上の制約により、従来のMSと比べてやや大型化している。
コアユニットは、ミーティアに近い運用を想定して設計されており、プラグを持つ敵機と合体してそのコントロールを奪うことが可能なほか、僚機と合体すれば、自身の核エンジンから電力供給を行うこともできる。