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鋼髏

鋼髏

型式番号:TQ-19

中華連邦の量産型KMFは、作中ではフクオカ基地を制圧した曹将軍率いる遼東軍管区所属部隊の主力機として多数が投入されました。このKMFはブリタニアや日本製のKMFとは異なり、非人型のデザインが特徴です。コックピットハッチは前方にあり、頭部の代わりに胴体上部の2本のスリットからセンサーが覗いています。

武装としては、機体後部両側に折りたたみ式アーム内蔵マシンガンと固定式キャノン砲が1対ずつ装備されています。これらの武器は実体弾を使用するため、ブリタニアや黒の騎士団のエネルギーシールドには通用しませんが、射程距離は黒の騎士団の暁の火器を上回っています。

マニピュレーターはコックピットハッチの前下部に一対あり、3本の指がついています。普段は機体内部に収納されています。また、このKMFは直立二足歩行ができず、ランドスピナーを装着した前屈脚2本と、スパイン状の尻尾を持つ3点接地で直立姿勢を取ります。尾部はステアリングにも使われ、中華連邦の技術的制約を反映しています。

『R2』でも中華連邦軍の主力機として登場し、超合集国建国後はカゴシマ租界攻略戦に参加。中華連邦軍艦隊の艦上固定砲台としても運用されました。

小説版では、性能面ではブリタニアのサザーランドに劣ると明言されていますが、物量を活かした集団戦闘に特化すれば、ブリタニアのナイトメア部隊を圧倒できるとも言及されています。また、ゲーム『LOST COLORS』では、このKMFはナイトメアフレームにあらゆる点で劣るが、生産性では圧倒的であると評価されています。

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