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雷光

雷光

型式番号:Type-11/5G

草壁中佐が率いる日本解放戦線による河口湖ホテルジャック事件の際に切り札として持ち込まれた「多脚砲台」雷光は、日本解放戦線壊滅後も黒の騎士団で引き続き使用されました。

雷光は、大型リニアキャノン(超電磁式榴散弾重砲)の両側面に、2×2(計4機)の鹵獲されたグラスゴーを歩行装置として取り付けた自走型の兵器です。グラスゴーの頭部と腕部は撤去され、首や腕の付け根が本体とのジョイントになっており、残る腕部は「四連腕部自在砲台」という近接防御用の兵器に換装されています。砲の上部には巨大な円盤型レドームが設置され、その四方には撤去されたグラスゴーの頭部が警戒センサーとして使用されています。

リニアキャノンは発射に大量の電力を必要とし、本体だけでは賄えないため、外部に接続された乾電池状のバッテリー3本から有線で供給を受けています。また、次弾発射までに時間がかかるため、直衛機が必須となっています。

『双貌のオズO2』では、黒の騎士団が第二次トウキョウ決戦時に、雷光の大型リニアキャノンを荷電粒子ビーム砲に換装した改良モデルを3機投入し、第七世代KMFクラスの火力を実現しました。この改良モデルは、荷電粒子ビームを反射する反射板を装備したKMFを中継機として使用し、雷光本体の発砲位置をブリタニア軍に悟られない新しい戦法を展開しました。

漫画『ナイトメア・オブ・ナナリー』にも登場し、こちらではリニアキャノンに直接四脚が生えた独自のデザインが採用されています。地下通路の搬送用リニアレールを利用して、通路全体をリニアキャノンとしているため、その弾速はエースパイロットのジェレミアでも回避できず、撃破されるほどの威力を誇ります。

ゲーム版では、鹵獲された雷光が「サンダーボルト」の名称でブリタニア軍にも使用されており、カラーリングが黒から青に変更されているのが特徴です。

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