
- Work機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- Pilotイルド・ジョラール
型式番号:ZGMF-YX21R
RGX-04(連合側ナンバー)
重力下における可変機構および機動試験を目的として製造された、セイバーのプロトタイプ機。型式番号や構造、外観、装備はセイバーと同一だが、VPS装甲の起動色はダークグレーを基調とし、飛行試験および変形時の挙動を計測するための白いラインが追加されている。オーブがこの開発に協力しており、地上での試験が行われている。
元は廃棄予定の実験機であり、信頼性はあまり重視されていなかったものの、過酷な飛行試験に耐え、そのデータをもとに量産型であるセイバーが開発された。アスランが搭乗したセイバーも、この試験機のデータを基にプラント本国で組み上げられたものである。
開戦前、この機体は地球連合軍特務情報局の手に渡り、新たに「RGX-04」の型式番号が与えられる。マティスの指示により、テスタメントと同様の量子コンピュータウイルス送信機能が追加されている。搭乗者は、エースパイロット養成機関「サーカス」出身の戦闘用コーディネイター、イルド・ジョラール。機体に残された白いラインは、イルドがカイト・マディガンの影響を受け、自らの意思であえて残したものである。
ベルナデット・ルルーを護送中、リーカ・シェダーのザクファントムおよびモーガン・シュバリエのエグザスと交戦することとなる。