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ガンダム・バルバトスルプス

ガンダム・バルバトスルプス

型式番号:ASW-G-08

エドモントンの地における激しい戦いの後も、バルバトスはパイロットの三日月・オーガスとともに鉄華団の最前線に立ち、数多くの戦闘を乗り越えてきた。

その度に機体の損傷は蓄積し、鉄華団の整備士では修復が困難な状態にまで陥っていた。

バルバトスは一時的にテイワズの本拠地「歳星」のMS工房に預けられ、オーバーホールを受けることになる。

その際、三日月・オーガスの戦闘データをもとに、機体の反応速度および機動性の向上が図られ、「阿頼耶識システム」を通じてより一層パイロットの感覚にモビルスーツの挙動を近づける調整が行われた。

同時に武装一式も三日月の戦闘スタイルに合わせて再構築がなされ、完成したのがこの「ガンダム・バルバトスルプス」である。

軽量の装甲ながら、曲線を多用することで、被弾時の衝撃を最大限受け流すように計算され、設計されている。

近接戦闘を好む三日月の機体としては、敵機に近接するまでのダメージ軽減は重要な課題となっていた。

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