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機体リスト
蒼き流星SPTレイズナー

共收録 21 台の機体。
  • レイズナー

    • Height9.52 m
    • Weight13.75 t
    • Pilotアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ

    型式番号:SPT-LZ-00X

    第二世代SPTの試作機として開発され、汎用性の向上を重視したSPT。全高9.52m、重量13.75t。試験的にV-MAXシステムが搭載されており、主人公エイジが搭乗する。開発にはエイジの父・ケン・アスカも関わっている。

    主武装は出力8.5MWの速射型レーザード・ライフル(型式番号:LDR-00R)とナックル・ショット、さらにふくらはぎ部分には「カーフ・ミサイル」と呼ばれる小型ミサイルを内蔵している。専用バックパックも複数用意されていたが、火星脱出の際に600mmグレネードランチャー装備型、火炎放射器装備型、大気圏用飛行型はすべて放棄され、最終的に一つだけが残された。

    機体管制は「レイ」と呼ばれるV-MAX対応コンピュータ(SAI2000系)が担当しているが、その裏には「フォロン」と呼ばれる別のコンピュータ人格が隠されている。フォロンは「グラドス創生の秘密」の伝承と、緊急時におけるレイズナーの保持を目的として作られており、機体が危機に陥った際にはV-MAXを強制発動し、周囲の脅威を無差別に殲滅する。

    また、この機体は地球解放戦線機構の実戦データ収集機としても活躍し、後のSPT開発に大きな影響を与えた。物語終盤ではル・カインの駆るザカールが持つV-MAXレッドパワーに敗北し、大破している。

    なお、コンピュータ「レイ」には「使用者はアルバトロ・ナル・エイジ・アスカに限定する」という制限があり、エイジ以外では起動できない。「レイ」という名前はエイジ自身が簡易的なパイロット認証のために付けたもので、他のSPTのコンピュータに固有の名称が存在しないのはそのためである。ちなみに名称が正式に決まる前は「グレイダス」という仮称でメディアに発表されていた。

  • V-MAX強化型レイズナー

    • Height9.5 m
    • Weight13.7 t
    • Pilotアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ

    型式番号:E・SPT-LZ-00X-B

    地球解放戦線機構は、ザカールとの戦闘で大破した初代レイズナーの戦闘データを解析し、それを基に複製・強化した新型機を開発した。作中では「ニューレイズナー」とも呼ばれるこの機体には、旧機体に搭載されていたOS「レイ」と「フォロン」、さらにグラドス創世の秘密に関するデータまでもが移植されている。

    外観や基本構造は初代レイズナーと大きく変わらないが、各部には大幅な強化が施されている。推進系統ではアポジモーターが14基から20基に増設され、スラスター出力の向上によってV-MAX発動時の性能は従来比で約23%強化された。冷却機構として肩部に大型放熱クーラーが追加され、V-MAX使用後の機能回復速度も飛躍的に向上している。装甲も胸部が120mmから145mmへ増厚され、エンジン出力は217puから248puへと強化された。さらにナックルショットも改良され、白兵戦能力も格段に高まっている。

    これらの改修によって、ニューレイズナーはザカールの「V-MAXレッドパワー」と互角に渡り合う力を得た。クスコの戦いでは、地上で多数のドトールを相手に奮戦し、通常稼働のままでも強大な戦闘力を示した。また空中戦ではソロムコ隊を単機で撃破するなど、従来のSPTをはるかに凌駕する能力を証明している。

  • レイズナーMk-II

    • Height9.98 m
    • Weight15.61 t
    • Pilotアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ

    型式番号:E-MF-LZ-00X-2

    終盤の主人公機として登場する予定であった機体。アニメ雑誌等のメディアにも公開されていたが、プラモデルの売れ行き不振やスポンサーの不祥事といった要因による打ち切りに見舞われ、後継機の座を強化型レイズナーに奪われてお蔵入りとなってしまった。

    レイズナーの後継機として開発された地球製の兵器。地球ではSPT扱いされているが、実際の分類はSPTではなくMF(Multi Form)。ソロムコの可変機能を基に製作されたMFとSPTの利点を兼ね備えた機体である。

    通常の状態でも原型を上回る総合性能を誇り、ラスボス機であるザカールとも互角に渡り合えるほど。

    飛行形態(フライトフォーム)への変形が可能で、この状態では接近戦能力を失うが、さらに高い機動性を獲得することができ、単独での行動範囲も大幅に伸びている。

    しかしその分、原型機や強化型レイズナーにはあったオプション交換機能は失われており、特定環境への特化やカーフミサイルなど追加武装の外付けはできなくなっている(厳密にはバックパックにハードポイントがあるが、基本的にレーザードライフルをマウントするものと思っていい)。

    V-MAXの強化型である『V-MAXIMUM』を搭載している。

  • ザカール

    • Height11.82 m
    • Weight16.03 t
    • Pilotル・カイン

    型式番号:SPT-ZK-53U

    レイズナーを基に開発されたグラドス製の最新鋭SPTで、ル・カイン専用機として設計された。全高は約11.8メートル、重量は16トンを超え、黄金に輝くメタリックカラーの機体色が大きな特徴となっている。武装面ではナックルショットを持たないものの、左腕にホーン・オン・アームを装備し、格闘戦においても高い性能を発揮する。

    この機体は標準でV-MAXを搭載しており、レイズナーを上回る基本性能を誇る。さらに新型コンピュータSAI2100系を導入し、後にはV-MAXに特殊な強化剤を加えることで従来比15%以上の出力を実現した「V-MAX・スーパーチャージ」、通称レッドパワーを発動可能となった。発動時には赤いエネルギーを全身に放出し、青い光を放つレイズナーと対照的な姿を見せ、圧倒的な力でレイズナーを追い詰め、大破させることに成功している。

    しかしル・カインはグラドスと地球の秘密に執着したため、決定的な勝機を逃してしまう。その結果、戦闘データが地球側に分析され、ニューレイズナーの誕生を許すこととなり、最終的にはその反撃を受けることになった。

  • ベイブル

    • Height9.74 m
    • Weight15.07 t
    • Pilotデビッド

    この機体はレイズナーと共に、エイジがグラドスから奪取したもので、主にデビッドが搭乗した。レイズナーの支援機として数々の戦闘に投入され、小回りの利く宇宙用バックパック「SP-02D」を駆使して敵に接近し、重装甲と高出力を活かした格闘戦を得意としている。その機動力と耐久性により、レイズナーを援護する重要な役割を担った。

  • バルディ

    • Height9.36 m
    • Weight11.09 t
    • Pilotロアン

    この機体はレイズナーと共に、エイジがグラドスから奪取したSPTである。初登場となる第6話では、燃料切れで行動不能となったレイズナーの代わりにエイジが搭乗し、ゴステロのブルグレンを撃破している。その後、第9話の操縦訓練ではアーサーやエリザベスも操縦を経験したが、以降は主にロアンが搭乗機として使用した。
    機体は運動性を重視した設計がなされており、防御力は軽装甲に抑えられているが、機動性に優れるため戦場での回避行動や支援において力を発揮した。

  • ドール

    • Height10.88 m
    • Weight12.4 t
    • Pilot--

    ギルバート博士を中心としたレジスタンスのスタッフによって開発・設計された純地球製のSPT。地上での戦闘を主眼に置いて設計されており、踵部には車輪を装備。バックパックも、参考にされたドトールと同様に地上走行を前提とした構造となっている。
    開発に際してはグラドスのSPTやレイズナーが参考にされたが、制圧下という厳しい状況で資材も十分に確保できなかったため、性能面ではグラドス軍の機体には劣るとされる。カラーリングは赤が一般的だが、青い機体の存在も確認されている。

  • グライムカイザル

    • Height9.56 m
    • Weight13.88 t
    • Pilotアーマス・ゲイル

    型式番号:SPT-GK-10U

    グラドス軍の上級士官用SPTで、レイズナー追撃隊隊長アーマス・ゲイル中尉の専用機。宇宙戦に特化した設計となっており、エンジンの総出力はレイズナーをも上回る。コクピットは正面投影面積を小さく抑えつつ広い視界を確保する涙滴型キャノピーを採用しているのが特徴である。

  • ダルジャン

    • Height11.55 m
    • Weight18.34 t
    • Pilotゴステロ

    型式番号:MF-DJ-91U

    ル・カインが指揮する特殊部隊「死鬼隊」のメンバーとなったゴステロ専用のカスタムMF。武装は彼の狂気的で破壊的なパーソナリティを反映した構成となっており、左肩には高速振動するレーザーで対象を切り裂くレーザーバズソーを搭載。さらに、ブロークンネイルを仕込んだシールドを装備し、徹底して「破壊」を目的とした近接戦闘に特化している。遠距離武装としては、死鬼隊のMFに共通するレーザードライフル・LDR-49Rを装備しており、これは連射モードと拡散モードを切り替えて使用可能である。

  • ガッシュラン

    • Height8.51 m
    • Weight13.42 t
    • Pilotマンジェロ

    型式番号:MF-MC-73U

    死鬼隊隊員マンジェロ専用のカスタムMF。四機の中で最も小型で、右腕にドリルアーム、左腕にパワーハンド、さらに脚部にはクローを備えており、徹底的に接近戦を重視した構成となっている。

  • エルダール

    • Height11.52 m
    • Weight18.01 t
    • Pilotボーン

    型式番号:MF-ED-52U

    死鬼隊隊員ボーン専用のカスタムMF。死鬼隊の中では機動性を重視して設計された機体で、主武装は左右の掌部に備えられた伸縮自在の鞭「スネークドリル」。これは鞭そのものが回転し、目標内部へ侵入して内側から破壊することを狙った凶悪な近接武装である。さらにレーザードライフルも標準的に使用し、場合によっては火炎放射器を備えたバックパックを装着したこともある。

  • ダンコフ

    • Height10.43 m
    • Weight14.89 t
    • Pilotゲティ

    型式番号:MF-DK-61U

    死鬼隊隊員ゲティ専用のカスタムMF。格闘戦を主体に設計されており、高出力かつ重装甲を誇る。頭部にはコックピットを守る可動式フェイスガードを備え、接近戦においても高い防御性能を持つ。主武装は脚部に収納されたメリケンサックを利用する大型ナックルショットで、破壊力抜群の打撃を繰り出すことができる。さらに両肩にはキャノン砲を装備し、近距離から中距離戦闘まで幅広く対応可能な機体となっている。

  • ガンステイド

    • Height9.68 m
    • Weight10.87 t
    • Pilot--

    型式番号:MF-GS-54C

    火力に特化したMFで、本体にはナックルショット以外の固定武装を持たない代わりに、作戦内容に応じて多彩な装備を換装できるよう設計されている。グラドスの刻印をめぐる戦線では、背部に超重粒子ビーム砲とミサイルポッドを搭載したバックパック、腕部に電子レーザー砲、脚部に増加装甲を兼ねたミサイルポッドを装着して出撃した。また、レーザードライフル・LDR-54Hを携行している。
    格闘戦へ移行する際には換装パーツをパージすることが可能で、その様子からシモーヌに「グラドスの着せ替え人形」と評された。

  • ブレイバー

    • Height9.61 m
    • Weight14.01 t
    • Pilot--

    型式番号:SPT-BV-15C

    グラドス軍の一般兵士用SPTで、操縦の簡便さと安定性を重視して設計された量産機。性能面では旧式に分類されるが、本体に19基ものスラスターを搭載しており、さらにコンピューターによる姿勢制御が加わることで、宇宙空間においても安定した機動が可能となっている。

  • ブルグレン

    • Height9.78 m
    • Weight16.29 t
    • Pilotゴステロ

    型式番号:SPT-BG-91U

    グラドス軍の上級士官用SPTで、基本性能はグラムカイザルを上回る。レイズナー追撃隊に編入されたゴステロ中尉の搭乗機でもある。空中から地上部隊を掃討する目的で開発されており、索敵用センサー類が大幅に強化されているのが特徴。

  • ドトール

    • Height9.19 m
    • Weight13.52 t
    • Pilot--

    型式番号:SPT-DT-25C

    地上戦用に特化したグラドス軍の一般兵用SPT。地上での視界を確保するため、球形の大型キャノピーを採用している。脚部にはローラーを備え、さらに地上走行用の車輪を搭載したバックパック「GR-25Q」によって、地表を軽快に走破できる。

  • ディマージュ

    • Height9.98 m
    • Weight17.33 t
    • Pilotカルラ

    型式番号:SPT-DM-20C

    宇宙戦用に開発されたSPTで、全身に24基の姿勢制御用スラスターを搭載し、宇宙空間で最高の機動力を誇る。その俊敏さはレイズナーをも上回るとされる。頭部には複数の高感度センサーが設置されており、長距離索敵や敵機の動きを精密に計測することが可能。当初はカルラ大尉の専用機として運用されたが、後に一般兵士用としても配備された。

  • スカルガンナー

    • Height9.98 m
    • Weight17.33 t
    • Pilot--

    型式番号:TS-SG-50C

    対人掃討を目的として開発された無人機で、SPTとは異なる テラーストライカー(TS) に分類される。頭部カバーの開口部から露出する熱/動態センサーによって人間の存在を感知し、頭部の対生物用サーマルビームと両腕の固定式粒子砲を用いて迅速に殲滅行動を取る。
    月面戦において大量に投入され、国連宇宙基地を壊滅に追い込んだ。

  • ブラッディカイザル

    • Height9.56 m
    • Weight13.88 t
    • Pilotアルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ

    型式番号:SPT-BK-10U

    グライムカイザルのバリエーション機で、エイジの姉であるジュリア専用機。基本性能はグライムカイザルと同一で、外観上の違いはカラーリングのみとなっている。

  • ソロムコ

    • Height9.35 m
    • Weight11.1 t
    • Pilot--

    型式番号:MF-SL-52C

    機能を限定した局地戦用SPTで、通称MF(マルチフォーム)に分類される機体。バックパック交換機能は持たず、大気圏内での運用を前提に設計されている。飛行機型と人型の2形態へ変形可能で、空中では他のSPTを上回る高い機動性を発揮する。地球制圧を目的としたグレスコ艦隊に多数配備された。

  • ターミネーターポリス

    • Pilot--

    型式番号:TS-TP-50D

    両腕部に固定式の電子レーザー砲、脚部・腕部にクローを装備した無人機で、スカルガンナーの発展型にあたる。地球のレジスタンス掃討を目的に投入され、パイロットを必要としない無人機であることから、通常のSPTでは不可能なアクロバティックな機動も可能としている。