
- Work蒼き流星SPTレイズナー
- Height9.5 m
- Weight13.7 t
- Pilotアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
型式番号:E・SPT-LZ-00X-B
地球解放戦線機構は、ザカールとの戦闘で大破した初代レイズナーの戦闘データを解析し、それを基に複製・強化した新型機を開発した。作中では「ニューレイズナー」とも呼ばれるこの機体には、旧機体に搭載されていたOS「レイ」と「フォロン」、さらにグラドス創世の秘密に関するデータまでもが移植されている。
外観や基本構造は初代レイズナーと大きく変わらないが、各部には大幅な強化が施されている。推進系統ではアポジモーターが14基から20基に増設され、スラスター出力の向上によってV-MAX発動時の性能は従来比で約23%強化された。冷却機構として肩部に大型放熱クーラーが追加され、V-MAX使用後の機能回復速度も飛躍的に向上している。装甲も胸部が120mmから145mmへ増厚され、エンジン出力は217puから248puへと強化された。さらにナックルショットも改良され、白兵戦能力も格段に高まっている。
これらの改修によって、ニューレイズナーはザカールの「V-MAXレッドパワー」と互角に渡り合う力を得た。クスコの戦いでは、地上で多数のドトールを相手に奮戦し、通常稼働のままでも強大な戦闘力を示した。また空中戦ではソロムコ隊を単機で撃破するなど、従来のSPTをはるかに凌駕する能力を証明している。