
- Height64.5 m
- Weight316.7 t
- Pilot【適性パイロット】紫雲統夜, カルヴィナ・クーランジュ 【サブパイロット】カティア・グリニャール / フェステニア・ミューズ / メルア・メルナ・メイアの内1名
スーパーロボット大戦に参戦する作品
スーパーロボット大戦J
グランティードが危機に陥った際、それに呼応して現れた謎の竜型機動兵器「バシレウス」と合体することで誕生したスーパーロボット。
オルゴンモード(OGではバスカー・モード)時には、たたまれた状態の背面パーツが外側へ開き、カバーが上下に展開、内部のオルゴン放出部が露出する。さらに4つのバックパック先端が展開し、4頭の竜が出現、咆哮とともに強大な力を得る。その姿はフューリーの創世神「フューレイム」に似ているとされる。
オルゴン・クラウドの発生によって短距離の空間転移やバリアフィールドの形成が可能。また、グランティード同様「ラースエイレムキャンセラー」を機体コアに組み込んでおり、騎士機ラフトクランズの時間制御装置「ラースエイレム」を無効化できる。
なお、ゲーム中では他の機体と後継機入手イベントの統一のため、「グランティードの強化ボディ」として設定が変更されている。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
グランティードがバシレウスと合体した姿であり、玉座機の真の姿。「皇家の真剣」と称されるフューリー最強の機体であり、ヴァウーラとの決戦兵器の一つでもある。
自律起動したグランティードに救出され、脱出を試みるトーヤたちがフー=ルーに追い詰められ危機に陥った際、起動したバシレウスが飛び込んできて合体。この際、ラースエイレムが無効化され、この姿となった。
グランティードをさらに上回る凄まじい力を発揮するが、バスカー・モードを発動するには、創世神フューレイムの末裔であるフューリーの皇族と、それを守るシューン家の騎士が乗っていなければならない。
クロスゲートを封印する鍵として伝えられていたが、その真の力は、多くの人の意志を集めることでクロスゲートを破壊する剣となることである。
神竜バシレウス
フューリーにおいて、グランティードと並ぶ特別な存在とされる最強の兵器。創世神話に登場する龍の神を模して建造された機体で、翼を持つ龍の姿をしている。ラースエイレムを搭載しており、自律機動するためパイロットは存在しない。
フューリア騎士団では切り札として保有されており、その戦闘力は折り紙つき。しかし、この機体の本来の目的はフューリーの守護ではなく、グランティードの守護にある。グランティードが危機に陥った場合、たとえ敵の手に渡っていたとしても即座に駆けつける。
真の姿は、本体を含め5本の首を持つ多頭竜であり、合体時にその力の全てが解放される。また、『J』では、角の部分がフューリーの母星に存在した伝説の竜の骨から作られているという裏設定がある。
創世神フューレイム
OGシリーズにおいて、玉座機の外見モデルとなったフューリーの創造神。その正体は巨人カドゥム・ハーカームの一人であり、フューリーを教化した存在。
ラ・ギアスのハーカームやマシンヒーロー世界のXN-Lを名乗った個体とは異なり、外敵に遭遇しなかったのか、もともとそういう性質なのかは不明だが、フューリーや地球の人類に対して協力的な存在である。特に、自身の末裔とされる皇族および、それを守るシューン家の騎士に対して力を強く貸し与える。一方で、彼らの意思を歪める存在はたとえフューリーであろうとも決して許さず、OGMDではトーヤとパートナーの危機に反応してグランティードを動かし、救出に向かっている。
すでに教化を終えており、肉体にあたる「機神体」は滅び、魂のみが「神核」と呼ばれるコアに宿っている。この神核がグランティードの中枢コアとして流用されているため、覚醒状態になるとグランティードを自力で動かすことができる。ただし、玉座機は本来の肉体ではないため適合が完全ではなく、覚醒状態を長時間維持することはできない。
なお、フューリーの世界にもクロスゲートが存在しており、フューレイムもまたクロスゲートを通じて現れた存在である可能性が高い。これは、他のカドゥム・ハーカームと同様の経緯をたどっていることを示唆している。