- Height26.5 m
- Weight76.6 t
- Pilotヒビキ・カミシロ, 西条涼音
型式番号:DEM-03
DEMコーポレーションが開発した次元力を使用した機動兵器群「ディメンション・エナジー・マシンナリィ」の試作3号機。テスト中にエージェントロボ・AGと共に次元震に巻き込まれたが、陣代高校近辺で意識を失った間にマトリクスと接触し、モニターとなったヒビキの呼びかけで転移し、なし崩し的に彼の搭乗機として実戦投入されることとなった。ただし、ヒビキを認証するタイプではなく、スズネ単独でも操縦可能。
この機体は、ヒビキのコールによって空間転送で現れる際、魔法陣のようなオカルティックなゲートが展開される(おそらくAGの趣味)。ブーストアップ後には1時間のブランクタイムが発生し、その間は呼び出せない。陣代高校の防衛戦では、ブロッケン伯爵に人質に取られたスズネを救出し、その後戦闘を続行。この過程で「ストームブリンガー」という隠された機能が解放された。これにより、パニッシャーとグレイブの遠隔操作による攻撃パターンが使用可能となる。
機体のコクピットは元々単座仕様であり、後にサブシートが増設されたが、狭いままである。次元力を動力源として最大限の能力を発揮する汎用機であり、様々な環境下で運用可能。戦術システム「TS-DEMON(ティーエス・デーモン)」を搭載し、多様なレンジに対応した武装を備えている。また、次元獣の「D・フォルト」能力を防御兵装として搭載し、戦場で確認される感情エネルギーの結晶「Zチップ」の回収機能も持つ。
さらに、搭乗するパイロットの深層心理に応じたパイロットスーツに自動着替えさせる機能や、排泄物の分解機能、サバイバルキットの搭載もあり、単独行動を想定した設計となっている。強襲型機動兵器として設計されており、現在の姿はリミッターがかかった仮の姿。スフィア奪取後はG.A.I.モードとの併用で超高速戦闘が可能になる。