
- Height160.2 m
- Weight58.8 t
- Pilot【メイン】紫雲統夜, カルヴィナ・クーランジュ 【サブ】カティア・グリニャール, フェステニア・ミューズ, メルア・メルナ・メイア
スーパーロボット大戦に参戦する作品
スーパーロボット大戦J
初期主人公機のうちの一機。フューリーの技術を用いて、アシュアリー・クロイツェル社で造られた人型特機。高火力であらゆる距離に対応した武装と分厚い装甲を持ち、攻撃力と防御力に優れた機体。しかし、その巨躯が災いして運動性には難がある。パイロット1人でも問題なく操縦可能だが、設計上はサイトロン制御兼火器管制(主人公)と操縦管制(サブパイロット)の2人用。コクピットは頭部に存在する。
マンマシンインターフェイスとして「サイトロン・コントロール」を採用しており、サイトロンと呼ばれる素粒子によってパイロットの操作情報を機体に伝達している。この操作補助技術はパイロット自身にサイトロンに対する適応能力を要求するが、その機体制御補助力は高く、全く機動兵器の操縦経験がない人間でもある程度の操縦をこなせる。
動力は、大気中の「オルゴン」を動力源とし、制御してエネルギーとする(と推測される)「オルゴン・エクストラクター」。オルゴンは物質化することが可能で、主人公機体他フューリーの機体もそれを用いて攻撃を行う。硬質なクリスタル状の物が主だが、グランティードのオルゴンモード時にはたなびくマント状のものが形成されているので、かなり細かい形に編みこんだりもできるようだ。
「ラースエイレムキャンセラー」と呼ばれる装置が機体コアに組み込まれており、フューリーの騎士機「ラフトクランズ」に装備されている時間制御装置「ラースエイレム」を無効化する。フューリーとの戦闘においてグランティードは必須の存在となる。必殺技使用時にはオルゴンモードに変形する。
両肩サイドのパーツが上部へ回転移動し、両肩のシールドパーツ、両肘、両腿、両脛、足首のソーサーパーツ基部がそれぞれ展開して、内部のオルゴン放出部分(?)が露出、背面からマントが発生する。
後に、専用ユニット「バシレウス」と合体したグランティード・ドラコデウス(ゲーム中表記は「G・ドラコデウス」)となる。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
設定が変更され、全長は約2倍・重量は約3.5倍に巨大化した。
太古からフューリーが所有していた機体で「玉座機」「皇家の剣」と呼ばれているが、エ=セルダ・シューンは何らかの理由で勝手に持ち出して地球へ降下し、息子のトーヤに託す事になる。ただし、この時のゴタゴタでラースエイレムシステムが壊れている。
「玉座機」の通称通り本来は皇族の機体であるが、メインパイロットとして近衛の家系であるシューン家の騎士が乗らなければ動かすことは出来ない。後部サブシートは代々の皇帝が座する「戦玉座」となっており、ここに皇帝が乗り、サイトロン・コントロールに接続することで起動する(「玉座」機の名の通り、皇帝が動かすのではなくあくまで乗るための機体。メインパイロットからコントロールを移譲することは可能)。また、明確にならないものの自意識を宿しており、操者に選んだ皇族やシューン家の騎士が危機に陥った場合、勝手に動いて助けに行くこともある。
頭にリング状のパーツを頂くその姿は、フューリーの神話にある創世神「フューレイム」の姿を模して太古の時代に作られた経緯が関わっている。顔面部は人面のそれとなっているが、通常はフェイスガードで隠されており、バシレウスとの合体によって真の姿となった時にガードが砕け散り、素顔があらわとなる。