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ヴァルザカード

ヴァルザカード
  • Height212.7 m
  • Pilot【メインパイロット】カズマ・アーディガン 【艦長】シホミ・アーディガン 【索敵・ナビゲーション】 ミヒロ・アーディガン 【砲撃手】アカネ・アーディガン 【操舵士】ホリス・ホライアン 【アルムアルクス制御】アリア・アドヴァンス 【メインシステム】レギュレイト 【メインシステム端末】キャレット

スーパーロボット大戦に参戦する作品

ヴァルホークとヴァルストークが合体したヴァルガードに、更にアルムストラとアルムアルクスが合体したヴァルストークの最終形態。

合体機能を持つのはアルムストラとアルムアルクスのオリジナル機のみ。ボソンジャンプにより150億年前の宇宙へと飛ばされたブレスフィールド・アーディガンが、自ら開発に協力した自律型機動記録プラント『知の記録者』こと『ザ・データベース』が暴走した時のための抑止力として、始原文明エスと自らの知る世界の技術を織り交ぜて造り上げた。

『ドレス』となったアルムストラをヴァルガードが着込むように纏う。アルムアルクスは普段背後にマウントされ、武装及び盾として使用する際に分離する。ヴァルホークがコアユニットとしての役割を果たすため、メインパイロットはカズマとなる。合体前の戦闘でヴァルストークが中破し、シホミがその修理に時間を割く余裕がないと判断したため合体状態のままで運用されることになり、機動兵器の搭載や全機の分離は不可能となっている。ヴァルザカード自体も、他の戦艦に搭載することはできない。

要するに機体の中核になっているヴァルガードの戦闘能力が喪失しているという、普通に考えれば致命的な状態なのだが、外装部のアルムシリーズによって問題なくザ・データベースとの戦闘が可能となっている。

あまりにも強大な力を秘めるが故に合体が成立する条件は極めて厳しく設定されており、ザ・データベースのレコーダーを制御する3つの人格『インファレンス』『クリティック』『レギュレイト』のうち2つに異常が生じた状態で、残った一つの人格が防衛兵器アルムストラとアルムアルクスを伴ってヴァルホークとヴァルストークに接触し、更にその上で最終合体への『鍵』を解明しなければならない。本編中ではレギュレイトが正常な最後の人格となってアリア・アドヴァンスと共にカズマ達へ接触し、ホリス・ホライアンが解析を成功させた。合体成立の条件は、成功後にキャレットのブラックボックスに記録されたブレスのレコーダーから判明した。

動力は、ヴァルストークとアルムストラのプロトンドライブ2基を直結させたプロトンノヴァドライブで、常軌を逸した出力を発揮する。始原文明エスの代表的な技術である次元制御システムが採用され、更に地球圏の優れた兵装システムが組み合わさった結果、恐るべき戦闘力と他に類を見ない特徴的な兵装を生み出すに至った。平行宇宙間での質量保存の法則の一時的な回避により、本来ヴァルホークと同じ位の全長しかないアルムアルクスをヴァルザカードの装備として運用可能なサイズにまで巨大化させているのもその一端である。

なお、本機合体時のヴァルストークは上記したように、中破状態になっているため一部の武装が使用不可能だが、完全状態なら使用可能と思われる武装が多々ある。

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