
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スーパーロボット大戦に参戦する作品
ハウゼン家に伝わる「妖精機」の一つで、ネージュ・ハウゼンの専用機。魔力を動力として起動する。
設計はネージュの母であるストゥーラ・ハウゼンで、永らくハウゼン家において使用されており、10年戦争の際にもフォルミッドヘイムに対する貴重な戦力として活躍した。しかし、エルフェテイルの妖精族が波国へと次元転移させられた際に行方不明となってしまう。
妖精族のエンドレス・フロンティアへの帰還後、ドゥルセウス封墓のクロスゲートからその姿を現す。その後はエスメラルダ城塞に運び込まれ、ドロシーにより調整を受けていたが、再起動後は姿を消し、ハウゼン家の居城であるエスピナ城へと一足早く帰還していた。
本来は自律回路によって行動する機体であり、専用ユーザーであるネージュの命令を最優先する。しかし、帰還した本機は設計者であるストゥーラの遺志、あるいはその残滓のようなものが宿っており、エスピナ城に帰還した後は本来の待機場所である「魔倣の鏡」の間ではなく、ネージュの寝室に佇んでいた。
この時には「娘の帰る場所を守る」という執念とも取れる方向性で半ば暴走状態であり、本来の主であるネージュも正常に認識できず「侵略者」として排除しようとしていた。最終的にはネージュとの正面激突の末に残留思念が解放され停止、一行に加わり道を拓く助けとなった。
本機の最大の特徴は両腕の実体剣「リファインド・スウェイヤー」であり、これは稼働状態であれば非実体の障壁、つまりあらゆるバリアを破壊する機能を備えている。
ネージュの名前の元ネタとなっているシャインの乗機・フェアリオンが意匠の元になっているが、槍使いのネージュにあわせて全身に刃を仕込んだため、若干角ばったデザインになっている。また同機に比べ頭身も上がっているため、寺P曰く「フェアリオンのお姉さん」的なイメージになったとのこと。しかしデザイナーの斉藤氏の出来上がりの印象は「女装したアステリオン」だったらしい(無論、半分冗談としてのコメントではあろうが)。