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Gバンカラン

Gバンカラン
  • Height45.1 m
  • Weight300.8 t
  • Pilotミチル・ハナテン

「とある企業」からの依頼でキサブロー・アズマが開発した特機。萬南無学園の番長であるミチル・ハナテンが搭乗する。正式名称は単に「バンカラン」であり、「G」はミチルがつけたものである。

開発自体はキサブローが以前から進めていたものの、その最中にコンパチカイザーの強化修理にかかりきりになり、一時中断されていた。修羅の乱の後に開発が再開され、横須賀を量産型ジンライが襲った際に実戦投入され、多大な戦果を挙げた。

そのフォルムは「番長」そのもので、マニピュレーターはミット、脚部は下駄を象るなど徹底している。飛び道具はカメラアイに搭載されたレーザー砲のみという接近戦仕様であり、補給装置も備え、一応支援能力も持つ。外見モデルは学生時代のキサブロー本人であり、モーション・パターンはミチルが居候の条件として担当したため、動きはまさに不良そのものである。

格闘戦を得意とするパワーファイターであり、堅牢な機体フレームと重装甲による高い防御力を誇る。さらにコンパチブルカイザーのデータがフィードバックされており、重量級でありながら俊敏な動きを可能としている。宙間戦闘を考慮し、脚部裏に推進器が搭載されているが、地上戦では使用されない。

外見やミチルの戦闘スタイルに注目が集まりがちだが、推進用のバーニアやブースターを持たないにもかかわらず、重量300tという超ヘビー級の機体でありながら、ミチルのアクションをそのまま再現し、軽快に動き回る。敵機を飛び越えるほどのジャンプをこなし、どんな姿勢からも素早く立ち上がる。

推進器・バーニアを持たない格闘機体といえば修羅神が挙げられるが、修羅神がロスト・テクノロジーの産物であり、100t未満の中量級であるのに対し、Gバンカランは純地球製の超重量級特機であり、キサブローの才覚が際立つ機体となっている。その点で、ソウルゲインとも共通する部分がある。

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