- Height20.2 m
- Weight38 t
- Pilotアイビス・ダグラス
型式番号:YAM-007-1
恒星間航行計画プロジェクトTDのシリーズ77の一機。名称はギリシア語で「星」を意味するアステール(αστηρ)に由来する。
αプロトとも呼ばれ、ガーリオンをベースに改造して製作され、後継機のアルテリオンの前身となる実験機的な存在となっている。両肩にツイン・テスラ・ドライブを装備し、これを同期させて運用することで運動性と航行能力を大幅に向上させた。部分的ながらも変形を可能としている。
アイビス・ダグラスが搭乗するが、彼女の手に渡ったときには、既に機体は彼女のパーソナルカラーである白銀の塗装が施されていた。これは、設計者でありプロジェクトリーダーのフィリオが、アイビスの宇宙への憧れと強い信念を認め、メインパイロットに選んだ証明である。だが、この事がパイロットナンバー01であるスレイのプライドを傷つけ、彼女をノイエDCへと走らせるきっかけとなった。
マニューバRaMVsが使用可能。RaMVsとは「Rapid acceleration Mobility break Volley shoot」の略称であり、『急加速突撃及び一斉射撃の空間戦術』という意味である。読み方は『ランヴィス』。
αプロトであるアステリオンのパイロットに選ばれたアイビスがその後、アステリオンの後継機であるアルテリオンのパイロットになり、アステリオンのパイロットに選ばれず、βプロトであるカリオンに乗り続けたスレイが、カリオンの後継機のベガリオンのパイロットになったのは、因果としか言いようが無い。