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クロガネ

クロガネ
  • Pilot【艦長】エルザム・V・ブランシュタイン → ダイテツ・ミナセ→ レーツェル・ファインシュメッカー 【艦長代理】テツヤ・オノデラ → クルト・ビットナー 【オペレーター】エイタ・ナダカ

全長552 m。

地球連邦軍が開発したスペースノア級万能戦闘母艦の参番艦。連邦軍でのコールサインは「アイアン3」。しかし、DC戦争時にディバイン・クルセイダーズ側の旗艦として使用されていたため、公に出すには問題があるとされ、公式には存在しないことになっている。

艦首モジュールとして「超大型回転衝角(対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角)」を装備したドリル戦艦であり、その奇抜な外観は見る者を圧倒する。この衝角はすべてを穿つ一撃必殺の武装であるとともに、地中の潜行を可能にする。主に対要塞戦でその能力を発揮する。

船体色は赤・黒・金の「トロンベカラー」が特徴で、エルザム(レーツェル)が艦長を務めることもあるが、特に彼の専用艦として用意されたわけではないようである。『THE ANIMATION』に登場したクロガネの乗組員は、修羅の乱に関連する人物たち以上に世紀末的な雰囲気を持つ者たちが多かった。

クロガネ(クロガネ隊)のクルーは全員エルザムの人望の下に集った者たちであり、ラストバタリオンの生き残りとみられる。さらに、エルザムの料理が振る舞われることが理由の一つになっているらしく、エルザム本人もこれを否定していない。

L5戦役で使用された後、極東基地で改修が行われていた。その後、ミッション・ハルパーに先んじてレーツェルが受領し、彼の合流以後は何処かに秘匿されていた。しかし、オペレーション・プランタジネット直後にシュウがこれを出撃させ、ハガネの代わりとして戦隊に与えた。その後の戦いでは鋼龍戦隊の旗艦を一時ハガネの代役として務め、もう一人の艦長であるレーツェルの指揮の下、何処かに姿を消した。

この艦の乗組員は基本的に軍籍がなく、お尋ね者として扱われている。極東支部では捕獲のための部隊が組まれるほどであるが、修羅の乱では諸事情により戦隊の協力者として扱われている。

なお、バルトール事件以降、実質的な艦長を務めるレーツェルからは、彼の搭乗機と同様に「トロンベ」として扱われている。

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