- Height20.3 m
- Pilotホワン・ヤンロン→サナン・ティアンプラサート
神聖ラングラン王国の「魔装機計画」で開発された十二体の正魔装機の一体。この機体は、初代操者としてムエタイチャンピオンの経歴を持つサナン・ティアンプラサート(ティアン)が選ばれた。しかし、マサキ・アンドーが召喚された新暦4956年初夏の時点で、何らかの事情により操者はヤンロンに交代されている。交代の経緯は不明。
似た名前の「ディンフレイル」は、同時期に開発された兄弟機であり、密接な関係を持つ。ディンフォースの操者には格闘技経験者が推奨され、「第一次地上人召喚計画」で召喚された元ムエタイチャンピオンのティアンが選出されることとなった。一方、ディンフレイルは適した操者が現れず、予備機として扱われた。
ディンフォースは他の魔装機に比べ、関節に2倍近い数の制御デバイスが組み込まれており、人間に近い動作が可能。このため、精霊との同調率が当初の設計より向上している反面、火器管制システムは犠牲となり、搭載できる武装はシンプルなものに限られている。
物語の中で、調和神ラスフィトートの復活を阻止するため、通常の魔装機でありながら「ポゼッション」を成功させるという偉業を成し遂げるが、その負荷に耐え切れず、最終的には爆散してしまった。