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ビルトラプター・シュナーベル

ビルトラプター・シュナーベル
  • Height18.2 m
  • Weight65.1 t
  • Pilotラトゥーニ・スゥボータ

型式番号:PTX-006C

可変型パーソナルトルーパー(PT)であるビルトラプターを戦闘用に改良した機体。

元々、ビルトラプターは「可変機(トランス)」のテストベットとして開発された機体であり、ロールアウトしてから長らく試作機の域を出ないままだった。それを現在のメインパイロット、ラトゥーニ・スゥボータの専用機として改良したのが、このビルトラプター・シュナーベルである。ドイツ語で「シュナーベル」は「嘴(くちばし)」という意味。

背部のバインダーにはテスラ・ドライブを搭載。人型形態でも飛行可能となった上、フライヤー・モード時の機動性が著しく向上している。

パーソナルトルーパー形態では両腰部に位置するレールキャノンはフライヤー・モード(巡航形態)に変形することで機首先端となる。フライヤー・モードではブレイク・フィールドを応用した突撃戦法も可能。ちなみに、レールガンが巡航形態では機首先端になる変形ギミックはアルテリオンと全く同じである。

武装面では前述のレールキャノンや、強化されたハイパー・ビームライフル、接近戦用の短剣「ブレード・サイ」など遠近に対応したものを装備しており、不足気味だった攻撃力が強化されている。

OGシリーズにおいてこのような機体外見が変わるほどの改装が行われる場合、必ず何らかの計画・指針に基づいて改造されるのが通例である。しかし本機は「いつの間にか改造されていた」というパターンで特にエピソードもない。ビルトラプターはもはや部品取りのための機体(タイプR)も存在しない旧型試作機に過ぎず、なぜ強化されたのかは謎。唯一注目すべき点があるとすれば巡航形態への可変機構であり、可変機構を備えた量産型PTの開発が再検討されて試験的な強化改造が施されたという可能性はある。あるいは、ビルトラプターが教導隊所属であるラトゥーニの実質的な搭乗機となっていた上、彼女自身も想い人であるリュウセイから譲り受けた機体ということで思い入れがある様子も伺えることから、スペックの底上げを図るために近代化改修されたという線もある。

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