- Work機動戦士ガンダム アグレッサー
- Height19.2 m
- Weight39.8 t
- Pilotボルク・クライ, コルテス フレッド・リーバー, ダグ・シュナイド, ドリス・ブラント, リリス・エイデン
型式番号:RX-78XX
本機は、一年戦争末期に連邦宇宙軍、陸軍、海軍、空軍の共同による次世代MS開発計画「G-4計画」において開発された機体で、特に陸軍主導で開発されたとされる資料もあります。3機が生産され、そのうちの1号機はベルファスト、3号機はアフリカに配備され、2号機が「死にゆく者たちへの祈り」に登場します。この2号機は、ホワイトベース隊のアムロ・レイに届けられる予定でしたが、輸送任務を担当したアルバトロス輸送中隊がオデッサへ向かう途中、ゴビ砂漠でジオン公国軍のウルフ・ガー隊など複数の部隊からの攻撃を受け、最終的に届けられることはありませんでした。
本機にはアポジモーターが増設されており、地上での瞬発力はRX-78-2 ガンダムを上回り、当時の地球圏最速とされています。装甲には対実弾兵器用のものが採用されており、「ビーム・ステルス・コート」と呼ばれる特殊なコーティングも施されていますが、その詳細は不明です。また、軽量化のためにコア・ブロック・システムや宇宙空間用スラスターが取り除かれていますが、教育型コンピューターは搭載されています。
本機は、高速戦闘や地上での機動性に特化しており、装備や設計がガンダムと異なる特徴を持つ新世代のモビルスーツとして期待されていましたが、戦況の悪化によりその潜在能力を十分に発揮することなく終わったとされています。