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ヤクト・ドーガ(クェス機)

ヤクト・ドーガ(クェス機)

型式番号:MSN-03

試作1号機。後頭部に飾りツノを装備し、モノアイ・シールドの周囲が縁取られている。塗装は赤と銀色を基調とする。シャアの乗機として赤く下地処理されるが、専用機としてサザビーが開発されることで搭乗者不在となり、予備機となる。その後、シャアを追ってネオ・ジオン入りしたクェスの乗機となり、2号機よりもファンネルのコントロール精度が高く、継戦能力を重視した武装と併せて戦闘支援向けのセッティングがなされる。

慣熟訓練後にルナツー占拠作戦で実戦参加。父・アデナウアー・パラヤの乗る連邦軍のクラップ級巡洋艦のブリッジを破壊した際、その寸前に同艦から放たれたミサイルにより右腕を破損する。作戦終了後はムサカに帰還するが、クェスはアクシズに先行したシャアを追って破損したままの本機で発進しようとするが「被弾したヤクト・ドーガなど放出してしまえ」という艦長の厄介払いな対応で発進を許された。クェスが強引にサザビーのコックピットに乗り移った為、本機は宇宙空間を漂流していたが後に回収され、クェスがα・アジールに搭乗するため、その後は登場しない。

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