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ラー・カイラム

ラー・カイラム

十分なモビルスーツ (MS) 運用能力と高い砲戦能力(連装メガ粒子砲4基搭載)を両立させた高性能艦。

地球連邦軍外郭部隊ロンド・ベル隊の旗艦であり、砲撃戦能力とMS運用能力を重視した、新たな連邦軍の主力艦艇である。対MS戦闘における対空戦闘能力も高く、劇中ではネオ・ジオン軍のMSの接近をほとんど許さなかった。そのため、前線においても単艦で充分に戦線を構築することができる。通常ブリッジと戦闘ブリッジの2つの艦橋を持っており、戦闘ブリッジは脱出ポッドとしても機能する。艦の両舷に1基ずつ発進用カタパルトを持ち、後部には着艦専用甲板を持つ。また、船体左右のエンジンブロック下部に艦の全長の半分ほどの長さを持つ大型放熱板を1基ずつ、計2基装備している。

その設計や武装・エンジン配置などの随所には、サラミス級やマゼラン級、アレキサンドリア級など歴代の連邦軍宇宙艦艇の面影が見られ、それらの集大成ともいうべき艦となっている。

また、同時期に就役したクラップ級とは、艦橋構造物、エンジンおよびその配置、2枚の放熱板や各種武装などの基本設計が共通しており、連携した運用が行われていた。

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