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ファブニル 6型(一般機)

ファブニル 6型(一般機)

クリシュナ王国軍の量産型ゴゥレム。中重級。パラメーターは装甲強度5、上半身フレーム強度5、下半身フレーム強度4、運動性4、コスト3、安全性9。

元々は完全なディフェンスタイプで、設計も古い旧式ゴゥレム。背中に武器を収納するための大型のバックホルダーを持つ。プレスガン「ギャラルシグマ」と盾「スクトゥム・シータ」を装備し、背中に各々得意な格闘武器を携行するスタイルが一般的。狙撃兵はギャラルシグマをロングプレスガンに改造したものを使用している。格闘武器には槍「ヘビーランス4型」やセミスパタ「ガンテ2型」、扱いが難しい斬撃剣「イーストシミター」もある。コックピットは胸部から腹部にかけて配置され、ハッチは腹背にある。

現在使用されている6型は、シギュン率いる設計チームによって総合改修されたもので、腕部の運動性向上により射角の広範囲化や格闘性能が向上し、様々な作戦に対応可能となっている。それでも旧式であることは否めず、侵入してきたエルテーミスの機動力には翻弄されることが多かった。アテネスの量産機ラドゥンには互角に戦えるが、精鋭が搭乗するカスタム機や重ゴゥレム相手では性能差が厳しい。

クリシュナは小国であり、軍備増強にはそれほど熱心ではなかったため、将官クラスでもこのファブニルに搭乗している。高位魔動戦士の機体は、頭部デザインや機体色がカスタム化されることがあるが、性能面では一般機と士官機に大差はない。機体色はアニメ版では青みのある暗緑色だが、原作では未だにカラー描写がなく、クリシュナの正式カラーが赤であることから、原作では赤い機体の可能性もある。実際に、デルフィング第三形態の装甲に使われた中破したファブニルの装甲は赤だった。

この他にも、運搬用の非武装型や要人送迎用など、様々なタイプが存在する。名前の由来は、北欧神話などに登場するドワーフ・ファフニール。

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