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ガンダムF90 2号機

ガンダムF90 2号機
  • Work機動戦士ガンダムF90
  • Height14.8 m
  • Weight17.8 t
  • Pilotパッツィ・アンゲリカ, ディル・ライダー, ギデオン・ブロンダン, カナタ・サワメ, シド・アンバー

型式番号:F90-2

0112年に、第13実験戦団チームBでパッツィ・アンゲリカ少尉をパイロットとしてテストがおこなわれる。この時期の本機の塗装は「ロールアウト・カラー」として、1号機のトリコロールを基本に四肢および腰部側面の青の部分が赤となっている。ラー・カイラム級を母艦として暗礁宙域でEタイプのテストをおこなったあと、チームAのテストで評価されたSタイプの再テストをニューヤークのキャッツキル山岳演習場でおこなうも、アグレッサー部隊が実弾で応戦してきたため、何者かに奪取されたと判断し、同タイプの大火力で殲滅する。Mタイプのテストはジュノー級潜水艦「ランブルフィッシュ」を母艦としてラブラドル海でおこなわれるが、ランデッガー重工製の水中用可変MSカルハリウスの襲撃に遭うも、なんとか退ける。その後、フロンティア・サイドでギデオン・ブロンダン中尉が搭乗するF89とFタイプで模擬戦をおこない勝利する。ア・バオア・クー宙域でのBタイプでの戦闘記録も確認できるが詳細不明。なお、6月4日に一度パッツィの息子のリヴ・アンゲリカが無断で搭乗して出撃しているが、サナリィ上層部には機構チェックのために別のパイロットが搭乗したと報告している。

2号機がNタイプの開発用にサナリィ本社に回され、チームBは一旦解散してNタイプのミッションパックを主軸とした新チームとして再編成されることが決定し、最後として7月30日に輸送艦「プレニチュード」を母艦として宇宙でKタイプのテストをおこなう。しかし、ランデッカー重工のオイエル・ランデッガーとグリゼルダ・ジアが搭乗するMSティグリスの襲撃を受ける。グリゼルダ機をビーム・シールドで両断するものの、オイエル機には圧倒され窮地におちいる。リヴが偶然搭乗したハルファイターと合体してNタイプとなり勝利するが、最終的には自分を攻撃する形となり2号機の上半身は大破、パッツィはMIAとなる(詳細はNタイプを参照)。

0115年に2号機は修復され、6月15日にギデオンをパイロットとしてUタイプで連邦軍アデン基地の宇宙港から打ち上げられ、同じく修復され迎えに来たハルファイターと合体してNタイプとなり、武装商人のハイザック部隊を殲滅。以降はNタイプ装備のまま特務部隊「ファステストフォーミュラ (FF)」所属のディル・ライダー准尉(正体は死亡したと思われていたリヴ)が専任パイロットとなり、10月10日にNGタイプ、10月19日にNFタイプ、日付不明だがNBタイプといった複合装備のテストも兼ねて宙賊と戦う。ハルファイターが整備中の際にはディルに替わってギデオンが搭乗しOタイプのテストをおこなうが、その最中に突如MSA-0120の襲撃を受ける。左肩を破壊され追い詰められるが、敵機は無断で出撃したディルのヘビーガン重装攻撃型に矛先を変えたために救われる。

0116年には試製ミノフスキー・ドライブ装備でテストがおこなわれ、異常振動が発生するも停止信号を受け付けず暴走、チェイサーのF89とともに行方不明となる。その後、月の暗礁宙域で発見され回収、修理を受ける。ディルが3号機のパイロットとなったため、修理完了後はFF隊のカナタ・サワメ少尉がパイロットに選出され、Tタイプでサイド1コロニー「バーラト」の暴動鎮圧の任に就く。隕石迎撃衛星「トリムールティ」の援護に向かう際には最初はKタイプでF91のビーム・ランチャーに似た兵装を携行、その後PVスペシャルで出撃する。3号機とともに暴走するトリムールティを大気圏に突入させて破壊したあと、疑似人格型AIの判断により単機で脱出、月軌道上でパイロット不在で発見される。

 

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