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機体リスト
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

共收録 15 台の機体。
  • ウイングガンダムゼロ EW

    • Height16.7 m
    • Weight8 t
    • Pilotヒイロ・ユイ

    型式番号:XXXG-00W0

    この機体の配色は、テレビ版よりも赤の割合が減り、白と青のツートンに近いデザインとなっています。テレビ版の無骨で兵器的なデザインとは対照的に、天使を彷彿とさせる4枚の翼と、甲冑的な意匠を取り入れた本体部が特徴で、よりキャラクター性を重視したスマートなデザインになっています。デザインを担当したカトキハジメによれば、テレビ版のデザインは羽根のシルエットがあまり「ウイング」らしくなく、特に一部の女性視聴者から「虫みたい」と評されていたため、「ウイング」という名前にふさわしいデザインに仕上げることを意図していたそうです。

    テレビ版で見られたネオバード形態への変形機構は廃止され、武装も一部省略されていますが、惑星間航行用ブースターを装着する機能が追加されています。

    他の4機は頭部のみ石垣純哉がデザインし、顔の形状はテレビ版に準じていますが、カトキがデザインしたEW版ゼロのみ、テレビ版とは異なる顔の形状になっています。ただし、『EW』の第1話では、テレビ版ゼロと同じ顔が描かれている場面もあります。

    『敗栄』や『FT』では、この機体は「プロトゼロ」の改修機として設定されており、映像版にはないギミックが追加されています。具体的には、ゼロシステム起動時に頭部の耳部分が開き、羽状のセンサーユニットが展開する他、胸部サーチアイ下部の装甲がスライドする機構が搭載されています。プロトゼロがゼロシステムによって暴走し、トラントの手で自爆・大破した後、デュオの協力を得たハワードが回収し、ゼロシステムが提示した改修案をもとにトールギスFに装着されていたウイングバインダーのデータを基に改良され、この機体へと変貌しました。

    また、『敗栄』では、ゼロシステム起動時に頭部の耳に当たる部分が展開し、羽状のパーツが現れる他、コクピットハッチ下部が下方向にスライドするなど、システム起動が視覚的にわかるギミックが追加されています。

    コックピットの位置は、映像版ではテレビ版と同じく腹部にありますが、『敗栄』では、マスターグレード版プラモデルに合わせて胸部(サーチアイの後部)に変更されています。

  • ガンダムデスサイズヘル EW

    • Height16.3 m
    • Weight7.4 t
    • Pilotデュオ・マックスウェル

    型式番号:XXXG-01D2

    OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場する「ガンダムデスサイズヘル(EW版)」は、カトキハジメがテレビ版のデザインをリファインした機体です。設定上はテレビ版とまったく同一の機体ですが、OVA公開当時のプラモデルや関連ゲームでは、テレビ版と区別するために「ガンダムデスサイズヘルカスタム」と呼称されていました。しかし、「カスタム」という表記が改良機と誤解される可能性があったため、次第に「ガンダムデスサイズヘル(EW版)」という名称へと移行しました。

    このリファインにより、アクティブクロークはコウモリの翼に近い生物的なフォルムに変更され、フィールドジェネレーターやホワイトの塗り分けが廃され、シンプルなデザインとなりました。頭部や胸部などの本体部分は、改修前のテレビ版デスサイズに近い形状を保っていますが、四肢は白ではなくグレーで、ひざと爪先には巨大なスパイクが設置されています。

    また、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』などのメディアミックス作品では、武装を中心にデザインが変更されており、OVA版とは異なるアレンジが加えられています。

  • アルトロンガンダム EW(ガンダムナタク)

    • Height16.4 m
    • Weight7.5 t
    • Pilot張五飛

    型式番号:XXXG-01S2

    OVAおよび劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』用にカトキハジメがリファインした機体で、最大の特徴はドラゴンハングの形状やギミックの変更です。機体色はテレビ版アルトロンよりも彩度を落とした地味なカラーに変更され、ビームキャノンやランダムバインダー、シールド、脛部スラスターなどが省略され、シンプルなデザインとなっています。これはプラモデル化を考慮してデザインされたためです。

    テレビシリーズとはデザインが異なりますが、設定上は同一の機体です。OVA公開当時、プラモデルや関連ゲームでは「アルトロンガンダムカスタム」や「ガンダムナタク」と呼称されていましたが、リデザインされた同一機ではなく改良機と誤解される可能性があったため、徐々に「アルトロンガンダム(EW版)」という名称へと移行しました。

    漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』では、映像版で省略されたランダムバインダーとビームキャノンが「フーティエ(胡蝶)」として復活しました。

    プラモデルでは「ガンダムナタク」という名前が使われていますが、設定資料によっては「アルトロンガンダムカスタム」とも呼ばれています。劇中では引き続き「ナタク」と呼ばれており、1/100スケールのプラモデルでは、シェンロンガンダムのパーツが多く流用されているため、他のEW1/100シリーズのモデルと比較して太めのプロポーションとなっています。

  • ガンダムサンドロック改 EW

    • Height16.5 m
    • Weight7.9 t
    • Pilotカトル・ラバーバ・ウィナー

    型式番号:XXXG-01SR2

    OVAおよび劇場版アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(EW)』では、メカデザイナーのカトキハジメによって作中のガンダムのデザインが一新されました。ただし、これらの機体はテレビ版の強化発展型ではなく、物語上はまったくの同一機体ですが、「作品の制作バージョンによるデザイン違い」とされています。OVA公開当時に発売されたプラモデルや関連ゲームでは、テレビ版と区別するために「ガンダムサンドロックカスタム」と呼ばれていましたが、リデザインされた同一機ではなく改良機と誤解される可能性があったため、徐々に「ガンダムサンドロック改(EW版)」という名称に移行しました。

    主な変化として、テレビ版の白とグレーを基調としたデザインに対し、EW版では薄紫を基調とした配色に変更されました。また、全体的に太めの体型だったテレビ版に比べて、EW版は細身のデザインになっています。武装面では、ビームマシンガンとホーミングミサイルが廃され、主武装はヒートショーテル2本とバルカン砲のみとなり、新たに耐ビームコーティングマントが追加されています。設定上はシールドとビームマシンガンが存在しているものの、劇中では使用されず、クロスクラッシャーも未使用です。

    漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』では、宇宙仕様への改修時にバックパック中央にスラスターユニットが追加されており、ウイングガンダムのバスターライフルと同形状のカートリッジを使用したビームライフルを装備しています。また、ヒイロの要請によりゼロシステムが搭載されています。

  • ガンダムヘビーアームズ改 EW

    • Height16.7 m
    • Weight8.2 t
    • Pilotトロワ・バートン

    型式番号:XXXG-01H2

    OVAおよび劇場版アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(EW)』では、メカデザイナーのカトキハジメによって作中のガンダムのデザインが一新されました。ただし、これらの機体はテレビ版の強化発展型ではなく、物語上はまったく同一の機体であり、「作品の制作バージョンによるデザイン違い」という設定です。OVA公開当時、プラモデルや関連ゲームでは、テレビ版と区別するために「ガンダムヘビーアームズカスタム」と呼ばれていましたが、リデザインされた同一機ではなく改良機と誤解される可能性があったため、徐々に「ガンダムヘビーアームズ改(EW版)」という名称へ移行しました。

    カトキ版ガンダムの特徴として、テレビ版に比べてキャラクター性を強調した有機的な形状が挙げられますが、ヘビーアームズは元の機体特性上、無骨な形状であるため、他の機体に比べて際立った差異はありません。ただし、EW劇中ではサーカス団員でもあるトロワのキャラクター性を反映し、右顔面にピエロを模したマスクが追加されています。最大の違いはカラーリングで、テレビ版では赤系統だったものが、EW版では暗青緑に変更されています。なお、EW劇中にも改修前の機体が登場していますが、当時は改修前の姿が設定されていなかったため、改修後と同じ暗青緑カラーで描かれています。

    武装面では、シールドとアーミーナイフがオミットされ、携行装備であるガトリングガンが両腕に装備されているため、より射撃戦に特化した機体となっています。また、携行武装である2連装ガトリングガンは、実体弾を使用するものに変更されています。漫画『敗者たちの栄光』では、改修時にバックパック中央部と腰リアアーマーにスラスターが追加されており、バックパックの追加スラスターユニットは、同時に改修されたサンドロック改とほぼ同形状になっています。

  • ウイングガンダム EW

    • Pilotヒイロ・ユイ, トロワ・バートン, レディ・アン

    型式番号:XXXG-01W

    劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』の公開時に、カトキハジメによってリファインされた機体で、OVA版のEWウイングゼロから逆算してデザインされた「ウイングガンダム」のリファイン版です。元の大河原邦男デザインのテレビ版ウイングガンダムに対し、初期にはカトキハジメのイニシャルを取って「Ver.Ka.」や「アーリータイプ」とも呼ばれていましたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』でこのデザインの機体が登場したことをきっかけに、徐々に「EW版」として知られるようになりました。

    このリファイン版ウイングガンダムは、EW版ウイングゼロとほぼ同じ本体形状を持ちますが、背部のウイングはより大型で複雑なパーツ構成となっており、カラーリングは鮮やかな原色系のトリコロールに変更されています。武装も大幅にデザインが変更され、可変機構もテレビ版とは一部異なっています。

    リファインされたこの機体は、プラモデルマスターグレードシリーズでは「ウイングガンダム(Ver.Ka)」、また完成品フィギュアとしてはガンダムフィックスフィギュレーションシリーズで「ウイングガンダム・アーリータイプ」という商品名で発売されています(一部媒体では「ウイングガンダムカスタム」という呼称も使用されました)。なお、ウイングガンダムとウイングゼロは本来別の機体であるため、それ以降は「アーリータイプ」という呼称はあまり使用されていません。

  • ウイングガンダムプロトゼロ

    • Pilotヒイロ・ユイ

    『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』および『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop(FT)』に登場するプロトゼロは、EW版ウイングガンダムゼロの改修前の姿として設定されています。テレビ版のデザインを基にしているため、ネオバード形態への変形機構やシールドなどの武装が備わっていますが、カトキハジメの手によってウイング内部にネオバード形態用の副翼が追加されるなど、アレンジが施されています。このプロトゼロも広義には「EW版」に含まれますが、便宜上、改修後の姿のみを「EW版」として区別しています。

    『FT』では、このプロトゼロは先行開発された試作零号機の設計を基に製造された2機のうちの1つとされています。試作1号機はA.C.186年頃に6人の科学者の1人であるドクターJが製造し、ヒイロの実父であるアディン・ロウが搭乗しました。当時の技術では狙撃シークエンスやツインバスターライフルはまだ未完成であり、ゼロシステムも実用段階には達していませんでした。2号機は、カトルがウィナー家に秘匿されていた零号機のデータを基に製造し、未完成だった武装やシステムを実用レベルに引き上げて搭載したものです。カトキがデザインしたプロトゼロは、この2号機にあたります。

    『敗栄』では、プロトゼロはH教授の設計図を基に製造され、トラントがゼロシステムに取り込まれて暴走する経緯もテレビ版と同じですが、デスサイズヘルとの戦いでは、ヒルデ・シュバイカーが搭乗する宇宙用リーオーが加勢する場面に変更されています。最終的に、トラントが機体を自爆させたことを契機に、上記のようにプロトゼロは改修され、EW版ウイングガンダムゼロへと生まれ変わります。

  • ガンダムデスサイズ EW

    • Pilotデュオ・マックスウェル

    型式番号:XXXG-01D

    劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』の公開に際して、カトキハジメがOVA版のEWガンダムデスサイズヘルをリファインしたデザインを基に、テレビ版デスサイズを再デザインした機体が登場しました。この機体は、元の大河原邦男によるテレビ版デスサイズのデザインに対し、初期にはカトキハジメのイニシャルを取って「Ver.Ka.」や「アーリータイプ」とも呼ばれていましたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』でこのデザインが登場したことをきっかけに、EW版として知られるようになりました。

    このリファイン版デスサイズは、全体的なカラーリングはテレビ版に準拠しており、武装もバスターシールドやハイパージャマーなど、テレビ版と同様のものを装備しています。しかし、本体の形状はEW版デスサイズヘルを基にしているため、ヒザと爪先の巨大なスパイクがそのまま残されており、頭部ヘルメットのカラーもホワイトに変更されています。劇中でデュオの過去が語られた場面では、EW版デスサイズヘルと共に、このリファイン版デスサイズも登場し、その存在感を示しています。

  • シェンロンガンダム EW

    • Pilot張五飛

    型式番号:XXXG-01S

    劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』の公開に際して、カトキハジメがOVA版のEWアルトロンガンダムをリファインしたデザインを基に、テレビ版シェンロンガンダムを再デザインした機体が登場しました。この機体は、元の大河原邦男によるテレビ版シェンロンガンダムに対して、カトキハジメのイニシャルを取って「Ver.Ka.」や「アーリータイプ」と呼ばれていましたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』でこのデザインが登場したことをきっかけに、EW版として知られるようになりました。

    このリファイン版シェンロンガンダムは、全体的な形状がEW版アルトロンガンダムに準拠しており、配色はテレビ版と同様にトリコロールを採用しています。しかし、両肩アーマーの前面にあったファイティングサイトは排除され、肩自体も小型化されています。さらに、Vアンテナの形状も変更されています。また、ドラゴンハングの展開ギミックや武装も一部変更されており、全体的に洗練されたデザインとなっています。

  • ガンダムサンドロック EW

    • Pilotカトル・ラバーバ・ウィナー

    型式番号:XXXG-01SR

    劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇 』公開時に、OVAでカトキハジメによってリファインされたEW版ガンダムサンドロック改から逆算して、テレビ版サンドロックをリファインした機体。大河原デザインのテレビ版に対し、この機体はカトキ本人のイニシャルを取って「Ver.Ka.」、もしくは「アーリータイプ」とも呼ばれていたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光(敗栄)』で当デザインの機体が登場することなどをきっかけとして、EW版と呼称されるようになった。基本的なカラーリングはテレビ版に準拠している。EW版ガンダムサンドロック改とは腰部フロントアーマーのデザインが若干異なる。『敗栄』では、自爆後の修復時に「改」と同じ薄紫基調のカラーリングに変更されている。

  • ガンダムヘビーアームズ EW

    • Pilotトロワ・バートン, ヒイロ・ユイ

    型式番号:XXXG-01H

    劇場作品『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別篇』公開時に、OVAでカトキハジメによってリファインされたEW版ガンダムヘビーアームズ改から逆算して、テレビ版ヘビーアームズをリファインした機体。大河原デザインのテレビ版に対し、この機体はカトキ本人のイニシャルを取って「Ver.Ka.」、もしくは「アーリータイプ」とも呼ばれていたが、漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』で当デザインの機体が登場することなどをきっかけとして、EW版と呼称されるようになった。カラーリングはテレビ版と同じ赤系統となっている。

  • トールギスIII

    • Height17.4 m
    • Weight8.2 t
    • Pilotゼクス・マーキス

    型式番号:OZ-00MS2B

    トールギスIIIは、トールギスIIと同時期に製造された3号機で、本来は最終戦争において投入される予定でしたが、専用武装の最終調整の遅れから完成目前に終戦を迎え、実戦での使用は見送られていました。その後、戦後の混乱期を経て、諜報組織「プリベンター」に回収され、保管されていました。

    トールギスIIIは、ガンダムエピオンの一部性能が加えられ、原型機よりも強化されています。さらに、コクピットにはエピオンシステム(ゼロシステム)の前駆となるインターフェイスが導入されており、機体の攻撃力と機動力を極限まで発揮することが可能です。装備の強化も施され、ガンダムに匹敵する戦闘力を獲得しており、機動性に関してもリミッターを解除することでガンダムエピオン以上になります。また、フェイスカバーはヴァイエイトやメリクリウスと同系統のものに変更されています。

    A.C.196年、マリーメイア軍の武装蜂起をきっかけに、「プリベンター」によって封印が解かれ、「火消しの風・ウインド」として知られるゼクスがこの機体に搭乗し、表舞台に登場しました。

  • ガンダムエピオン EW

    • Pilotヒイロ・ユイ, ゼクス・マーキス

    型式番号:OZ-13MS

    OVAおよび劇場版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、カトキハジメによって主人公たちのガンダムのデザインが一新されたが、『EW』で未登場のエピオンのみは、『敗栄』『FT』が発表されるまでの14年間リファインが行われていなかった。リファイン後の大まかなシルエットや配色はテレビ版から大きく変化していないが、翼(エピオンウイング)の展開ギミックが新たに設定されるなど、各部にカトキ独自のアレンジが加えられている。

  • トールギスF

    • Pilotゼクス・マーキス

    『敗栄』に登場。ピースミリオンに収容された後、背部推進器を鳥のような4枚のスラスター内蔵型ウイングに換装し、宇宙戦闘を主眼に置いた姿へと改修されました。この改修により、機動力がさらに高まり、より高度な宇宙戦闘が可能となっています。

  • サーペント

    • Height16.6 m
    • Weight8.6 t
    • Pilotトロワ・バートン, マリーメイア軍兵士

    型式番号:MMS-01(OZ-17MS)

    OVA『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』に登場するこの機体は、元々地球圏統一連合正規軍がOZデルマイユ派のモビルドール(MD)開発に対抗するために、X18999コロニーで開発していたモビルスーツ(MS)です。しかし、配備前に戦争が終結したため、一旦お蔵入りとなりました。しかし、開発に資金援助していたバートン財団がこのコロニーを接収し、私設軍隊であるマリーメイア軍の主力機として大量生産されることになりました。この機体のデザインはカトキハジメが手がけています。

    この機体はコンセプト上、リーオーの後継機に相当し、宇宙と地上の両方で高い汎用性を発揮します。数種類のバックパックが共通規格で設計されており、任務に応じて換装が可能です。また、駆動系には調整幅の広いパーツを使用しており、宇宙から地上へ適応する際に換装の必要がありません。装甲材質にはネオ・チタニュウムが採用されており、高い防御力と機動性を誇ります。