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機体リスト
風都探偵 仮面ライダースカルの肖像

共收録 3 台の機体。
  • 仮面ライダーW

    • Height1.95 m
    • Weight0.082 t
    • Pilot左翔太郎, フィリップ

    左翔太郎とフィリップが、ダブルドライバーと複数のガイアメモリを用いて変身する仮面ライダー。頭部の触角や胸部のラインなど、各部のデザインには「W」の形が取り入れられており、複眼は赤色で統一されている。体の中央にある銀色の帯「セントラルパーテーション」を境に、左半身(ボディサイド)は翔太郎が使用するボディメモリに対応し、身体能力や武器を担当。右半身(ソウルサイド)はフィリップのソウルメモリによって属性や特殊能力が決定される。戦闘開始時の決め台詞は、2人で同時に放つ「さあ、お前(たち)の罪を数えろ!」。

    変身中は、片方の肉体をベースとしてもう一方の意識が憑依する仕組みになっており、二人の意思の連携によって戦闘を行う。憑依している側が発言する際には声にエコーがかかり、対応する側の複眼が点滅する仕様となっている。また、人格が肉体を操作しているため、片方に異常が発生すると戦闘に影響を及ぼすため、高い相性と連携が不可欠となる。

    変身中は憑依しているフィリップの肉体が意識を失って無防備になるため、安全な場所で変身するか、変身後に亜樹子が避難させるなどの配慮がなされる。フィリップが所持しているメモリは、原理は明らかでないものの、変身後のWに自動的に転送される仕組みになっている。

    翔太郎によると、メモリブレイクを成功させるには2人の呼吸を合わせることが重要であり、多くのフォームではマキシマムドライブ発動時に技名を発声する。劇中では、主に技名は翔太郎が考えており、ファングジョーカーの初戦やアクセルとの連携技ではその場で即興で命名している様子が描かれている。

  • 仮面ライダーアクセル

    • Height1.97 m
    • Weight0.093 t
    • Pilot照井竜

    照井竜がアクセルドライバーとアクセルメモリを使って変身する仮面ライダー。単独でメモリブレイクを行えるシステムのため、Wのように技名を叫ぶことはない。戦闘開始やマキシマムドライブ時には「振り切るぜ!」、敵を撃破した際には「絶望がお前(たち)のゴールだ!」という決め台詞を発する。

    デザインモチーフはオンロードバイクで、頭部には鋭く尖った「A」型の角「エースフィーラー」が伸びている。青いモトシールドの奥には円形の複眼「フェイスフラッシャー」があり、マキシマムドライブ発動などガイアメモリのエネルギーが高まると発光する。

    Wがメモリの組み換えによる汎用性に重点を置いた仕様であるのに対し、アクセルはアクセルメモリ1本の力を最大限に引き出す設計となっており、ドライバーの開発には長い時間がかかった。その分、サイクロンやヒートの能力を凌駕するスピードと放熱性能を持ち、非常に優れた戦闘力を発揮する。

    アクセルドライバーの右側にあるグリップ「パワースロットル」を回すことで、メモリの力を増幅できる。また、エンジンブレードを用いた重厚な剣術戦を得意とし、全身からヒートメモリ以上の高熱を放つことも可能。

    戦闘スタイルには、両足を軸にその場で回転して連続攻撃を仕掛けるドリフトのような動きも含まれ、人型のままでも回転可能な「ホイールシールド」や、背中を守る「ランドホイール」など、バイクフォーム時のパーツが人型時にも活用されている。特にホイールシールドは『MOVIE大戦アルティメイタム』のディレクターズカット版にて、格闘戦用の攻撃手段としても使用されていた。

  • 仮面ライダースカル

    • Height2.05 m
    • Weight0.11 t
    • Pilot鳴海荘吉

    荘吉がロストドライバーとスカルメモリを使って変身する仮面ライダーであり、仮面ライダーWのプロトタイプ的存在でもある。変身時にはWと同様、風が巻き起こる演出がある。

    骸骨を模した特徴的なフェイスデザインに、白い帽子とボロボロの白いマフラーを身に着けているのが外見の特徴。帽子は変身前から着用しており、変身時には一度外してから変身後に再び被り直す。帽子の下には「S」の形をした傷のようなラインが刻まれており、顔の部分のみを解除して素顔を見せることもできる。Wとは異なり、胸の中央を走るセントラルパーテーションは黒く塗り潰されており、ブレスやアンクレットには骨のモチーフ、胸部には肋骨を思わせるデザインが施されている。

    スペック自体は突出して高いわけではないが、荘吉自身の高い身体能力や戦闘センス、骨格を中心に強化された肉体により、極めて高い戦闘力を誇る。幹部クラスのドーパントとも対等以上に渡り合う戦闘描写もあり、スカルメモリに宿る「骸骨の記憶」がロストドライバーによって極限まで引き出されている。これにより、格闘術を活かした肉弾戦に加え、専用武器スカルマグナムを用いた銃撃戦も得意としている。また、漫画『風都探偵』では、変身中の荘吉の肉体は血が通わない冷たい死体のような状態になっていることが描かれている。

    決め台詞は戦闘開始時に右手を向けながら発する「さあ、お前の罪を数えろ!」で、この台詞は荘吉の死後、翔太郎が受け継いでいる。

    本編が始まった時点で荘吉は既に故人であり、本人が登場するのは『ビギンズナイト』の回想や、『オーズ&ダブル feat.スカル』内の『スカル メッセージforダブル』などに限られる。『ビギンズナイト』ではダミー・ドーパントが化けた偽のスカルが登場し、『MOVIE大戦2010』では士の使用したライダーカードにより別の世界のスカルが出現。テレビシリーズ第13話では都市伝説として語られる骸骨男として登場する場面もある。また『運命のガイアメモリ』では、翔太郎の前に現れたスカルが彼の内面に描かれたイメージであり、フィリップの気持ちに気づかせた後にロストドライバーを残して消えていった。