平成仮面ライダーシリーズ第11作『仮面ライダーW』の正統な続編として、2017年より「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載が始まった漫画『風都探偵』を原作とし、2022年にアニメとして配信・放送された同シリーズの劇場版作品。
物語は、仮面ライダーWとなるきっかけとなった出来事「ビギンズナイト」を中心に描かれる。風の街・風都では、ガイアメモリを用いた怪人・ドーパントが暗躍し始めていた。若き日の左翔太郎は、探偵・鳴海荘吉の助手として奔走しながら、その背中を追いかけていた。しかし、荘吉が仮面ライダースカルとして密かに活動していることを知らず、翔太郎はもどかしさを感じていた。ある日、新たな依頼が鳴海探偵事務所に舞い込んだことをきっかけに、翔太郎たちは運命を変える夜へと踏み出していく。