Follow Us

仮面ライダースカル

仮面ライダースカル

荘吉がロストドライバーとスカルメモリを使って変身する仮面ライダーであり、仮面ライダーWのプロトタイプ的存在でもある。変身時にはWと同様、風が巻き起こる演出がある。

骸骨を模した特徴的なフェイスデザインに、白い帽子とボロボロの白いマフラーを身に着けているのが外見の特徴。帽子は変身前から着用しており、変身時には一度外してから変身後に再び被り直す。帽子の下には「S」の形をした傷のようなラインが刻まれており、顔の部分のみを解除して素顔を見せることもできる。Wとは異なり、胸の中央を走るセントラルパーテーションは黒く塗り潰されており、ブレスやアンクレットには骨のモチーフ、胸部には肋骨を思わせるデザインが施されている。

スペック自体は突出して高いわけではないが、荘吉自身の高い身体能力や戦闘センス、骨格を中心に強化された肉体により、極めて高い戦闘力を誇る。幹部クラスのドーパントとも対等以上に渡り合う戦闘描写もあり、スカルメモリに宿る「骸骨の記憶」がロストドライバーによって極限まで引き出されている。これにより、格闘術を活かした肉弾戦に加え、専用武器スカルマグナムを用いた銃撃戦も得意としている。また、漫画『風都探偵』では、変身中の荘吉の肉体は血が通わない冷たい死体のような状態になっていることが描かれている。

決め台詞は戦闘開始時に右手を向けながら発する「さあ、お前の罪を数えろ!」で、この台詞は荘吉の死後、翔太郎が受け継いでいる。

本編が始まった時点で荘吉は既に故人であり、本人が登場するのは『ビギンズナイト』の回想や、『オーズ&ダブル feat.スカル』内の『スカル メッセージforダブル』などに限られる。『ビギンズナイト』ではダミー・ドーパントが化けた偽のスカルが登場し、『MOVIE大戦2010』では士の使用したライダーカードにより別の世界のスカルが出現。テレビシリーズ第13話では都市伝説として語られる骸骨男として登場する場面もある。また『運命のガイアメモリ』では、翔太郎の前に現れたスカルが彼の内面に描かれたイメージであり、フィリップの気持ちに気づかせた後にロストドライバーを残して消えていった。

関連機体