Follow Us

機体リスト
機動戦士Vガンダム

共收録 48 台の機体。
  • V2アサルトバスターガンダム

    • Height15.5 m
    • Weight23.1 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM314V23/24

    バスターパーツとアサルトパーツは、最初から同時装備が可能な設計となっており、両方を併用した形態は便宜上「アサルトバスター」と呼ばれている。

    宇宙世紀0153年6月22日(第49話)のエンジェル・ハイロゥ攻防戦の中で、V2バスターガンダムからこの形態に換装されている。本来は、長距離支援用のバスターパーツと中距離戦闘用のアサルトパーツは戦術的に異なるため、併用することは想定されていなかったが、装備部位が重ならないことから、同時使用が可能である。結果として、対艦隊戦を想定した遠距離装備と、中距離MS戦を想定した防御装備の組み合わせが功を奏し、混戦となったエンジェル・ハイロゥ戦においては理想的な装備構成となった。

    実際の戦場では、白兵戦から中・長距離戦まであらゆる戦闘領域でMSの常識を超えた性能を発揮し、スペシャルなパイロットであるウッソ・エヴィンの操縦によって、単機で戦況を大きく左右する圧倒的な戦闘力を見せている。

    また、ガンダムタイプのフルアーマー機にふさわしく、装甲をパージすることで戦闘を継続できる機能を持ち、交戦距離の変化に合わせた装備の切り替えが可能だった。これにより、敵艦隊との戦闘開始から要塞突入までの間、状況に応じて増加装備を順次パージしていくことで、V2ガンダム本体は無傷のままリーン・ホースJr.に帰還している。

    劇中では、V2バスターのマイクロミサイル・ポッドは装備されておらず、下半身はアサルト形態と同様の構成となっている。設定画にもこの仕様のデザインが公開されており、さらにミサイル・ポッドやメガ・ビーム・ライフルを装備した別バージョンの画稿も放送当時から存在している。

    なお、『コミックボンボン』の漫画版ではバスターパーツが登場しないため、この形態は描かれていないが、外伝『オデロ・ヘンリークからの手紙』の第3話では、アニメと同様の形態で登場している。

  • V2ガンダム

    • Height15.5 m
    • Weight11.5 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM314V21

    リガ・ミリティアの新たなフラッグシップMSとして開発されたVガンダムの後継機であり、宇宙世紀0153年までの技術を結集した最高性能のモビルスーツ。2機のコア・ファイターが専用仕様で完成している。「史上最速のモビルスーツ」、「宇宙世紀が生んだ究極のモビルスーツ」、あるいは「宇宙世紀史上最強の機動兵器」とも称され、宇宙世紀における最強のガンダムと言っても過言ではない存在である。

    ザンスカール戦争では、圧倒的な戦力差を覆すだけの性能で戦局をリガ・ミリティアに傾け、戦略級機動兵器として活躍した。優れたパイロットの操縦によって、たった1機で戦争終結の一因となるほどの戦闘力を発揮している。

    このような高性能MSの開発に必要な技術をリガ・ミリティアが単独で手に入れることは難しく、背後にはリガ・ミリティアに有利と判断して積極的に支援に動いたアナハイム・エレクトロニクス社とサナリィの存在がある。また、創設期のメンバーであるミューラ・ミゲルも開発に関わっていたとされる。

    機体構造はVガンダムと同様、コア・ファイター、ハンガー、ブーツによる分離合体機構を採用し、各パーツや武装も一定の互換性を有している。一方で、コア・ファイターには革新的な推進機構「ミノフスキー・ドライブ」が搭載されており、従来の推進剤方式を用いた機体をはるかに凌ぐ加速性能と機動力を実現した。

    当初はVガンダムのメインスラスターを熱核反応炉ごと換装する「セカンドV」計画が進められていたが、Vガンダムの構造がミノフスキー・ドライブの出力に耐えられないため、新たに本機が設計された。実機の製造は月面で行われ、サナリィの施設提供とアナハイム社の出資を受けて進められた。

    ミノフスキー・ドライブの大出力によって余裕が生まれたことで、補助ジェネレーターの余剰出力を利用したアサルトパーツやバスターパーツといったオプション装備も並行して開発された。これらの高機能オプションは、戦場で友軍機が直接取り付けることも可能で、通常は専用設備が必要な増加装備の装着を短時間で行えるという拡張性の高さが、V2ガンダムの運用性をさらに高めている。

    劇中では、宇宙世紀0153年5月14日の受領から運用開始当初(第29話~第31話)にかけては「V2(ブイツー)」という呼び名が定着しておらず、「ヴィクトリーガンダムのタイプII」や「ヴィクトリーMk-II」といった名称も使用されていた。

  • V2バスターガンダム

    • Height15.5 m
    • Weight13.8 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM314V23

    当初は「V2ダッシュ」という名称でデザインされていた。

    模型化のしやすさを重視し、ミノフスキー・ドライブ(ウイング・バインダー)を一度取り外してからバスターパーツを装着し、再びウイング・バインダーを接続するという構造でデザインされており、デザイン画にはバインダーを延長しても胸部の「V字」デザインが崩れないよう配慮するよう指示が記載されている。

    そのため、デザイナーのカトキハジメは、バスターパーツへの換装は艦内ドックでの作業を前提に考えていた。しかし、アニメスタッフの誤解により、破損したバスターパーツを戦場でパージしたり、戦場で他のMSが直接V2ガンダムに装備させるといった、バスターパーツの構造上実現不可能なシーンが描かれてしまった。

  • V2アサルトガンダム

    • Height15.5 m
    • Weight12.3 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM314V24

    カサレリア以来、ウッソの戦いを見守ってきた老練な技術者たちがリーンホースJr.で用意した、突撃・白兵戦用の追加装備「アサルトパーツ」を装着した形態。

    Iフィールド・ジェネレーターと耐ビームコーティングによって、特にビーム兵器に対する防御性能が強化されており、敵陣突破能力の向上を目的としている。

    ビーム攻撃に対して非常に高い防御力を誇り、さらに実体弾からもV2本体を守る構造となっているため、単機で敵の防衛線を突破してエンジェル・ハイロゥ内部へ侵入することに成功し、その運用思想の正しさを証明した。エンジェル・ハイロゥ攻防戦の終盤では、リグ・コンティオのメガ・ランチャーによって全パーツを失ったものの、機体本体への大損傷を防ぎ、本来の設計目的を果たした形となった。

    このように、中距離から長距離の攻撃には極めて有効であったが、一方でハードポイントによるパーツ接続の都合上、格闘戦においてパーツの破損が確認された事例も報告されている。

  • ヴィクトリーガンダム

    • Height15.2 m
    • Weight7.6 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM312V04

    リガ・ミリティアがザンスカール帝国軍の軍事的脅威に対抗するために推進したMS開発計画「V(ヴィクトリー)プロジェクト」に基づいて開発された機体。「ヴィクトリー」という名前には、勝利への祈りが込められている。

    同年代にはジャベリンやジェムズガンといった量産型小型MSも存在していたが、開発された時期から見てそれらはすでに旧式となっており、ベスパが保有する高性能MSと渡り合うには新たな高性能機の開発が必要だったため、本機の開発がスタートした。もともとは連邦系のMS開発企業がモデルチェンジ候補として検討していた機体で、ガンイージとともに開発が進められた。特にヴィクトリータイプはリガ・ミリティアの反抗の象徴とする意図があり、「ガンダム」の伝説を復活させる機体として、高性能かつ高い汎用性を備えて設計されている。MS形態ではベスパのMSを上回る性能を誇る。

    リガ・ミリティアはアナハイム・エレクトロニクス社の協力を得てMSの開発を行っていた。その活動の性質上、ベスパの秘密警察の監視から逃れるために、各地に点在する秘密工場での分散生産体制を取る必要があり、常に攻撃のリスクと隣り合わせだった。また資金的制約も大きく、汎用性の高い機体を効率よく運用することが求められたため、最終的に高コスト機であっても開発に踏み切ることとなった。

    量産はヨーロッパ各地に存在するリガ・ミリティアの工場で行われ、各パーツは地球上や月面など異なる場所で別々に製造されていた。正確な生産数は不明だが、地球上だけでも20機程度のパーツが完成していたとされる。工場ごとに独自の調整が行われたことにより、若干の仕様差も存在していた。

    本機はミノフスキー・フライトを採用しており、同時代のMSと比較しても非常に高い飛行性能を実現している。機体は変形・分離・合体が可能で、多様な運用形態を取ることができ、装備の換装による性能向上も可能。各部にハードポイントが設けられており、追加武装も容易に行える。腰部前方のスカートアーマーは独立可動式で、水平方向に展開することで人員や物資の運搬用荷台としても使用できる。このように、実戦投入可能なレベルまで完成されたミノフスキー・フライトを搭載している点や、「マルチプル・モビルスーツ」としての高い拡張性が、本機の大きな特徴となっている。

    基本性能そのものはU.C.150年代において特筆すべき水準ではなかったが、偶然にもウッソ・エヴィンという卓越したパイロットを得たことで、その性能を存分に発揮し、あるいは本来の設計を超える力を発揮することになり、リガ・ミリティアの抵抗運動を大きく後押しする存在となった。

    なお、劇中では後継機V2ガンダムが登場する第33話以降、「V1(ブイワン)」と呼ばれて区別されている。ベスパ側からは、V2を含めて「白いヤツ」や「ガンダムもどき」と揶揄されている。

  • Vダッシュガンダム

    • Height15.2 m
    • Weight20.8 t
    • Pilotウッソ・エヴィン

    型式番号:LM312V04+SD-VB03A

    Vガンダムの背部メインスラスターにオーバーハングパックを装着した形態で、性能向上を見せるベスパの新型機に対抗するために開発された。Vガンダムに長距離攻撃機能を追加し、機動性や巡航機能の強化を目的としている。

    この形態はVガンダムの宇宙用仕様であり、純粋な宇宙戦用として開発されたMSとも互角以上に戦える能力を備えている。宇宙世紀0153年4月頃から実働部隊への配備が開始され、当初はエースパイロットであるウッソの機体に優先的に装備された。

  • Vガンダムヘキサ

    • Height15.2 m
    • Weight7.6 t
    • Pilotオリファー・イノエ, マーベット・フィンガーハット, シュラク隊
  • Vダッシュガンダムヘキサ

    • Height15.2 m
    • Weight9.2 t
    • Pilotマーベット・フィンガーハット, コニー・フランシス, フランチェスカ・オハラ, ミリエラ・カタン
  • ガンイージ

    • Height14.9 m
    • Weight18.6 t
    • Pilotジュンコ・ジェンコ
  • ガンブラスター

    • Height14.9 m
    • Weight7.6 t
    • Pilotシュラク隊, オデロ・ヘンリーク, トマーシュ・マサリク
  • ザンネック

    • Height19.4 m
    • Weight16.7 t
    • Pilotファラ・グリフォン, キル・タンドン
  • ドッゴーラ

    • Height369.3 m
    • Weight51.9 t
    • Pilotブロッホ, ルペ・シノ
  • ゴトラタン

    • Height15.9 m
    • Weight11.1 t
    • Pilotカテジナ・ルース
  • リグ・コンティオ

    • Height16.3 m
    • Weight10.7 t
    • Pilotクロノクル・アシャー
  • リグ・シャッコー

    • Height15.9 m
    • Weight8.2 t
    • Pilotカテジナ・ルース
  • ゲンガオゾ

    • Height17.3 m
    • Weight14.3 t
    • Pilotファラ・グリフォン
  • アビゴル

    • Height22.6 m
    • Weight18.4 t
    • Pilotゴッドワルド・ハイン
  • コンティオ

    • Height16.1 m
    • Weight10.9 t
    • Pilotクロノクル・アシャー
  • ドムットリア

    • Height8.2 m
    • Weight14.8 t
    • Pilotレンダ・デ・パロマ
  • リグ・シャッコー(近衛師団仕様)

    • Height15.9 m
    • Weight8.2 t
    • Pilotキスハール・バグワット, カリンガ・ウォーゲル, トマーシュ・マサリク
  • シャッコー

    • Height14.7 m
    • Weight7.9 t
    • Pilotクロノクル・アシャー, ウッソ・エヴィン
  • ゾロアット

    • Height14.5 m
    • Weight8.2 t
    • Pilotトッリ・アーエス, ミサキ・アイザワ, マーベット・フィンガーハット
  • ゲドラフ

    • Height13.8 m
    • Weight6.9 t
    • Pilotカテジナ・ルース, ルペ・シノ
  • ゾロ

    • Height14.8 m
    • Weight8.9 t
    • Pilotウッソ・エヴィン, ワタリー・ギラ
  • ゾロ(クロノクル・アシャー専用機)

    • Height15.2 m
    • Weight7.6 t
    • Pilotクロノクル・アシャー
  • ゴッゾーラ

    • Height14.6 m
    • Weight8.1 t
    • Pilotガリー・タン
  • トムリアット

    • Height15 m
    • Weight8.6 t
    • Pilotクロノクル・アシャー, アルベオ・ピピニーデン, ルペ・シノ, クワン・リー
  • メッメドーザ

    • Height14.7 m
    • Weight8.5 t
    • Pilotクワン・リー
  • ガルグイユ

    • Height14.2 m
    • Weight9.8 t
    • Pilotドゥカー・イク, レンダ・デ・パロマ
  • シャイターン

    • Height15.9 m
    • Weight11.4 t
    • Pilotニコライ・ハンス, パトリック・ブーン
  • アインラッド

    • Height18 m
    • Pilot--
  • ゾリディア

    • Height14.7 m
    • Weight9.8 t
    • Pilotカテジナ・ルース
  • ブルッケング

    • Height14.1 m
    • Weight13.9 t
    • Pilotルペ・シノ
  • ジャバコ

    • Height15.2 m
    • Weight9.9 t
    • Pilotドゥカー・イク
  • リーンホースJr.

    • Pilotロベルト・ゴメス, ジン・ジャハナム
  • ホワイトアーク

    • Pilotマーベット・フィンガーハット
  • リーンホース

    • Pilotロベルト・ゴメス
  • ガウンランド

    • Pilotジン・ジャハナム
  • リカール

    • Weight29.2 t
    • Pilotメッチェ・ルーベンス, ファラ・グリフォン, クロノクル・アシャー
  • ビルケナウ

    • Weight25.9 t
    • Pilotアルベオ・ピピニーデン
  • ガリクソン

    • Weight11.3 t
    • Pilotドゥカー・イク, レンダ・デ・パロマ
  • 戦斗バイク甲/乙

    • Pilotドゥカー・イク
  • アマルテア級戦艦

    • Pilotタシロ・ヴァゴ
  • アドラステア級戦艦

    • Pilotクロノクル・アシャー
  • スクイード級戦艦

    • Pilotタシロ・ヴァゴ
  • リシテア級巡洋艦

    • Pilotドゥカー・イク
  • ジェムズガン

    • Height14.7 m
    • Weight7.1 t
    • Pilotハリソン・マディン, バーンズ・ガーンズバック, ミッチェル・ドレック・ナー, アラン
  • ジャベリン

    • Height14.5 m
    • Weight8.1 t
    • Pilotミズホ・ミネガン, 地球連邦軍一般兵