空中および陸上での戦闘を得意とするゲッターロボの第1形態。イーグル号が頭部、ジャガー号が腕部と腹部、ベアー号が脚部を構成し、合体して完成する。全高38メートル、重量220トン、出力は75万馬力を誇る。
顔のデザインには六角形が組み合わされており、独特な外観を持つ。デザインモチーフは「亀の甲羅」であり、アニメ版では「サッカーボール」にも似た印象を与える。背部からはマント状の「ゲッターウィング」が展開し、反重力回路によって飛行が可能。最高飛行速度はマッハ2に達する。
もともとは宇宙開発を目的に設計された機体で、大気圏突入や宇宙空間での活動もこなすことができる。最大の武器は、3万度の熱線を放つ「ゲッタービーム」で、これを使用できるのはこの形態のみとされている。また、ゲッタートマホークを両肩から取り出して使用し、遠距離攻撃として「トマホークブーメラン」も可能。これは7km先の敵に命中する性能を持つ。
格闘技としては「ゲッターキック」や「ダブルキック」などの攻撃を行い、接近戦にも強い。ほかにも後年の作品では、ミサイルマシンガンやゲッターマシンガンといった射撃武器を装備する場面もある。
操縦方法は当初モニターによる間接視認だったが、後に頭部のフロントガラスを通じて直接視界を得る方式へと改修された。また、コクピットの出入口は複数存在し、頭頂部や武装の射出口などからも搭乗・降車が可能となっている。ゲッタービームの発射口からは消火液を噴出する機能も備えられている。