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機体リスト
ウルトラマン

共收録 12 台の機体。
  • ULTRAMAN SUIT

    • Height1.9 m
    • Weight0.126 t
    • Pilot早田進次郎

    進次郎の能力を補助・強化するために開発された試作型スーツで、後に登場するB-TYPEと区別するため「A-TYPE」と呼ばれている。

    動力源にはスペシウムエネルギーを採用しており、高速戦闘や疑似飛行を可能としている。さらに、胸部のカラータイマーが赤く発光するリミッター解除状態になることで、3分間だけパフォーマンスを大幅に向上させることができる。リミッターの解除は当初は遠隔操作によるものだったが、後に進次郎の意思で解除可能となった。

    スーツ最大の目的は、激しい戦闘の中でも進次郎の生命を守ることであり、そのために改良が重ねられ、最適な複合素材が装甲に使用されている。

    主な武装は両腕に内蔵された引き込み式のスペシウムブレード。右手首の制御ユニットを左手首のコネクタに接続し、十字に構えることで、左腕の発射装置からスペシウム光線を放つことができる。

    アニメ版ではB-TYPEのみが本格運用されており、進次郎は右手首に取り付けられた、普段は腕時計に偽装されたブレスレット型の転送装置を使用し、宙に突き上げることでスーツを科特隊本部から自動転送・装着する形式になっている。また、映像演出の都合上、スペシウム光線の発射方法も変更されており、左手を右肘にスライドさせてエネルギーをチャージし、右腕の発射口から垂直方向に光線を放つ演出となっている。

    さらに、B-TYPEに先駆けて「ウルトラスラッシュ」の使用も可能となっており、ファイナルシーズン第1話では、ライトアップ箇所とカラーリングが強化されたテスト用スーツが登場する。

  • ULTRAMAN SUIT 最終形態

    • Height190 m
    • Weight126 t
    • Pilot早田進次郎

    光の力が増大した進次郎に合わせて設計・開発された、ULTRAMAN SUITの完成形ともいえるスーツ。死の淵から立ち上がった進次郎の身体を包み込み、その新たな力を最大限に引き出すための仕様となっている。

  • ULTRAMAN SUIT Ver.7

    • Height1.97 m
    • Weight0.138 t
    • Pilot諸星弾

    諸星弾専用のスーツで、バイザーで覆われた眼が印象的なデザインとなっている。科学特捜隊内部では、開発時のバージョンナンバーにちなんで「セブンスーツ」と呼ばれている。

    ウルトラマン因子を持たない一般人の着用を前提に設計されており、スーツ単体の機能は抑えられている一方で、多様な外部装備を想定した高い拡張性を備えた汎用型として開発された。実験的に導入された複数の新機能を搭載しているが、使用者にかかる負荷も大きく、実戦投入後も継続的にアップデートが行われている。

    主な装備は、日本刀型のメインウエポン「スペシウムソード」と、遠距離攻撃用のアイスラッガーに似た投擲武器「スローイングナイフ」。スペシウムソードは刀身にスペシウムエネルギーを流すことで、斬撃性能を高めるだけでなく、強力な遠隔攻撃にも対応可能となっている。

  • TARO SUIT/ULTRAMAN SUIT TARO

    • Height1.86 m
    • Weight0.122 t
    • Pilot東 光太郎

    ヤプールがタロウ(東光太郎)のために製作した戦闘支援用スーツ。「タロウスーツ」とも呼ばれ、赤いボディや角のある頭部など、炎態能力に目覚める以前の光太郎が着用していた手作りのヒーロースーツに近いデザインが特徴となっている。

    このスーツは、タロウの炎態によって発生する膨大なエネルギーを制御し、周囲の人や物への被害を防ぐことを目的として設計されている。素材には高い耐火性を持つ地球外由来の繊維が用いられており、両耳の突起部分には排炎用のコントロールベーンが搭載されている。さらに、後頭部・手首・胸部・背面など各所に、強制冷却機能と排熱・排炎用のダクトが設けられている。

    内蔵武装や肉体強化機能といった戦闘支援装備はほとんど備えていないが、スーツ単体では抑えきれない余剰エネルギーを炎として外部に噴射する構造になっており、これを限定的に活用することで、攻防の強化や空中飛行も可能となっている。

    アニメ版では、ヤプールが緊急対応として製作した試作型スーツがそのまま継続使用されており、排炎・排熱ダクトは正面と背面の両方に配置されている。また、ジャックから受け取ったバッジ型のスーツ転送ガジェットも、かつてのオリジナルスーツを意識したデザインとなっている。

  • ACE SUIT/ ULTRAMAN SUIT A

    • Height1.75 m
    • Weight0.097 t
    • Pilot北斗星司

    ヤプールが地球産のマテリアルをもとに、北斗星司のために開発した専用スーツ。他のスーツと比べてやや大きめの目と、頭部のトサカ状の突起が特徴的で、「Alien(異星人)」の頭文字と星司の自己顕示欲から、彼自身が「エーススーツ」と名付けている。

    表面にはマーキング類が一切なく、科特隊のスーツとはまったく異なる技術体系で構成されているが、性能面では引けを取らないスペックを誇る。その技術が後に科特隊にも提供されたことから、実質的には兄弟機とも言える存在となった。

    このスーツには、先行機にはなかった擬態装置を応用した転送機能が組み込まれており、両拳を打ち合わせることで瞬時にスーツを転送・装着できる。転送と同時に義肢も日常用から、スペシウム兵器を内蔵した戦闘用へと換装されるため、装着時にはわずかに身長が伸びる。このほかにも、ヤプールの“親心”によって、星司本人も知らない多くの機能が備えられている。

    主な武装は、戦闘用義肢の両腕が変形し、手首の開口部から形成されるビームカッター。中でも代表的な技は、両手首を繋ぐ光の奔流で敵を切り裂く「バーチカルギロチン」である。義手の交換によって、手首から高出力のビーム兵器を発射することも可能となる。

    さらに、Episode:TIGAでは戦術チームの梶が考案した、肘から先を覆う真っ赤なガントレットと大型ナックル「メタリウム・ハンマー」も登場。側面に展開する引き込み式スラスターを使って加速しながら相手を殴り飛ばすことができる。

  • JACK SUIT / ULTRAMAN SUIT JACK

    • Height2.03 m
    • Pilotジャック

    アメリカ合衆国へ渡ったヤプールが、現地の機材を使って製造したジャック専用の重装甲型強化外骨格。「ジャックスーツ」とも呼ばれ、パワーと頑丈さを重視した設計となっている。

    着用者の保護や重武装化、敵に対する威圧効果などを目的として、他のスーツと比べて一回り大きく、圧倒的な重装感のある外観が特徴。マスク部分は各部が分割され、背面装甲の内部に完全収納できる構造になっているが、展開時には正面を向いていないと装着・収納ができない仕様となっている。

    外見に反して機動性は高く、両前腕部には伸縮式の収納ソードやレールガンを内蔵。さらに、自動展開される不可視の防護フィールドなども搭載されている。ただし、暗黒の星との戦闘時点ではスーツはまだ未完成であり、将来的にはエネルギー兵器や左腕に装着されるブレスレット型のスーツ転送装置が追加される予定となっている。

    また、同様の大きさながら頭部や胸部のデザインが簡易化された簡略型アーマーも2着制作されており、ジャックの同僚エージェントたちによって運用されている。

  • ZOFFY SUIT / ULTRAMAN SUIT ZOFFY

    • Height1.9 m
    • Weight0.14 t
    • Pilot早田 進

    早田進がニューヨークでの戦い以降に新たに着用するスーツ。従来のプロトタイプスーツに代わる完成型で、外観はULTRAMAN SUITに近いが、かつて早田がウルトラマンと同化していた際に夢で見た「もう一人のウルトラマン」のイメージをモチーフにしており、カラーリングや口元のデザインなど細部が異なる点が特徴。「ゾフィースーツ」とも呼ばれている。

    このスーツの固有の特徴として、胸部に高出力のメインコアを備えており、さらに肉体への負荷を分散するためのサテライトコアをスペシウムコアの周囲に配置している。また、進次郎のスーツと同様に、腕部にはスペシウム光線を発射する装置を搭載している。

  • MARIE SUIT

    • Height1.7 m
    • Pilot佐山レナ

    ヤプールによって造られた、佐山レナ(マリー)専用の防御特化型スーツ。ベムラーの依頼により、レナを守ることを主目的として開発されており、彼女の防御に特化した各種機能が搭載されている。

    ヤプール製の最新鋭スーツで、先行機よりも大幅に稼働時間が延長されているのが特徴。ブレスレット型のアイテムを使って瞬時に装着が可能となっている。

    スーツの表面には柔軟性を持ちながら高い強度を誇る希少な繊維素材が使用されており、見た目以上の防御性能を発揮する。両耳にあたる部分のコントロールベーンには、レナのフォースフィールドを広範囲に展開する能力が備わっている。また、背面装甲の内部や、スカート状の装甲裏にも簡易スラスターが搭載され、これはエーススーツと同様の仕様となっている。

    エネルギーシールドも装備されており、敵の攻撃を防いだり、シールドを通してダメージを与えることも可能。ただし、あくまで防御に特化した設計のため、他のスーツと違い、内蔵兵器はほとんど搭載されていない。

    アニメ版では、チョーカー型のデバイスを使ってスーツを装着する演出となっている。

  • PROTOTYPE SUIT

    • Height1.85 m
    • Weight0.11 t
    • Pilot早田 進

    早田専用のグレーのプロトタイプスーツ。後継機であるA-TYPEとは異なり、スペシウム兵器が実装されていないなど、いくつかの仕様上の違いが存在する。

    エースキラーとの戦闘時に追加されたヘルメットは、防御力には乏しいものの、情報処理機能や視覚支援に優れており、戦闘時の補助装備として機能している。

  • ベムラー

    • Height219 m

    本作のキーパーソンとして登場する、謎に包まれた異星人。地球各地に姿を現し、12年前に発生した旅客機爆破事件への関与も疑われている。ウルトラマンスーツに似た外観を持ち、手や口から光線を放つ能力を有している。

    自らを「始まりの敵」ベムラーと名乗り、ウルトラマンになろうとする進次郎と幾度も戦うが、進次郎のウルトラマン因子が覚醒して以降は、もはや抹殺する必要はないとし、共闘するようになる。

    その正体は、かつて早田と同化して地球を守った本物のウルトラマン。スペシウム光線も放てる実力を持つ。かつて「暗黒の星」との戦いの際、光の国がゼットンコアによって封印された際に、肉体を捨ててエネルギー体となることで封印を免れ、宇宙を彷徨っていた。現在は、宇宙で見つけた死体と同化することで活動を続けているが、地球へ戻ってきた真の目的は明かされていない。

    その後、ゼットンコアとの戦いにおいてテンペラー卿に頭部を潰され、活動を停止。姿をベータカプセルへと変える。

  • バルキュア

    謎に包まれた女性型の異星人。メフィストの指示を受け、ULTRAMANたちをさまざまな手段で追い詰めていくが、一方で自身の判断によって彼らと意味深な接触を持つこともあり、まるでトリックスターのような立ち位置を取っている。

    中でもTAROには特別な興味を抱いている様子を見せているが、その真意は未だ謎に包まれている。

  • メフィスト

    狡猾な性格を持つ異星人で、擬態変化を得意とするザラヴィー兄弟や、変幻自在の女性異星人バルキュアに指示を出し、進次郎たちや科学特捜隊を執拗に追い詰めていく存在。