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機体リスト
コードギアス 復活のルルーシュ

共收録 12 台の機体。
  • ランスロットsiN

    • Height4.51 m
    • Weight8.44 t
    • Pilot枢木スザク

    型式番号:Z-01/S

    「嚮導兵器としての原点回帰」を開発コンセプトとしており、特殊な装備や機能を追加するのではなく、ランスロットタイプの基本設計をより改良・発展化している。それに伴い各種武装は高出力化および小型化の両立に成功している。

    ランスロットの名は、皇帝ルルーシュに仕えたスザクの乗騎としてマイナスイメージが強く、歴史から抹消すべきという意見もあった。しかし、機体性能とこれまでの実戦データから依然として高く評価されていたため、「ホワイトファング」の開発コードで設計が進められ、後に機体名にsiN(シン=罪)を冠することで開発を許された経緯を持つ。

    これまでのランスロット系列機が使用した武装は大幅に強化され、黒の騎士団の技術を取り入れた「C7-anti-materiel-V.A.R.I.S.(シーセブン・アンチマテリアル・ヴァリス)」、腕部に格納したまま刺突攻撃が可能となったMVS、他にも左肩に増設された追加装甲兼大型バッテリー「コクーン」により、エナジーを消費するブレイズルミナスに頼らない物理面の防御力や活動時間も改善されている。

  • 紅蓮特式

    • Height4.91 m
    • Weight8.77 t
    • Pilot紅月カレン

    型式番号:Type-02/SP1

    かつて黒の騎士団のフラッグシップであった紅蓮タイプは、レジスタンスの活動を目的に開発されたため、補給が十分でない環境でも運用できるように設計されていた。しかし、本機は今までの紅蓮タイプのメリットである機動力の高さや特殊兵装などの特徴を残しつつ、十分な補給を受けられる環境下での運用を前提に再設計された機体である。機体のカラーリングはより深い深紅へと改められ、高い性能を得た反面、エナジー消費量がさらに増大している。

    本機最大の特徴である「輻射推進型自在可動有線式徹甲砲撃右腕部」は、従来機と比較すると大幅に威力が増し、砲撃機能の制御機構も兼ねた小型ブレードが二振り追加されている。劇中ではこの武装を活かし、対防御兵装として輻射回転衝角防御壁に使用、輻射波動の収束率を調整することで通常のKMFを破壊し、収束した輻射波動をブレード基部ごと回転させ、ドリル状の武器として使用するなど、巧みな使い方を披露した。

    さらに、両肩部には基部が展開し、ハーケンそのものに軌道を変えられる推進機構が備わった「複合誘導飛燕爪牙」、そして刀身が大型化し、柄頭にも小型のMVSが追加された「試製一號熱斬刀」が装備されている。

  • ランスロットsiN ホワイトファング

    • Height11.5 m
    • Weight42.89 t
    • Pilot枢木スザク

    型式番号:Z-01/S+MTM

    ランスロットsiNがフレームコート「ホワイトファング」を装着した形態。

    フレームコートとは「パール・パーティー」が開発したMultipurpose TaCtical Module(多目的戦術モジュール)の通称で、本機のそれは拠点制圧および防衛に特化されており、武装は両肩のランス状のユニット「アロンダイト・マキシマ」、そこから放たれる目標補足追尾型射撃管制エネルギー刃「プラズマニードルキャノン(PNC)」、腰部のスラッシュハーケンで構成されている。『復活のルルーシュ』では、ジルクスタン王国のゲド・バッカ部隊と戦車部隊を一掃していたが、シャリオのナギド・シュ・メインに急襲され、その機動性の悪さから苦戦したスザクはホワイトファングを切り離し、対ナイトメアモードのランスロットsiNへと切り替えた。

     

  • 紅蓮特式 火焔光背

    • Height9.65 m
    • Weight44.32 t
    • Pilot紅月カレン

    型式番号:Type-02/SP1+MTM

    紅蓮特式がフレームコート「火焔光背(かえんこうはい)」を装着した形態。『復活のルルーシュ』でのカレンの発言から、「火焔光背」の開発者はシャンティだと思われる。

    フレームコートとは「パール・パーティー」が開発したMultipurpose TaCtical Module(多目的戦術モジュール)の通称で、本機の「火焔光背」は拠点制圧および防衛に特化されており、足裏には本機を支え移動するためのキャタピラが備えられているため、地上戦も想定された構造となっている。同時期にロールアウトした「ランスロットsiN ホワイトファング」とは違い、より地上戦を重視した設計となっている。

    武装は、白兵戦だけでなく遠距離砲撃も可能な巨大腕「大輻射増幅型波動撃滅右腕部」と、左腕前に収納された「可変大型熱斬刀」で構成されている。しかし、大型化の影響で紅蓮特式の機動性が大幅に低下し、接近戦においても不利な状況が生まれてしまった。カレン自身も「殴り合いに向いていない」と漏らしている。

    劇中では、ナナリー奪還作戦で投入され、砂漠に配置されてジルクスタン軍の航空部隊を対空攻撃で一掃するなどの戦果を挙げる。しかし、シャムナのギアスによりその戦果はなかったことにされ、二度目の巻き戻り以降、ビトゥルが操るバタララン・ドゥの奇襲を受ける。機体特性や相性の悪さから防戦に徹していたが、ルルーシュからナナリー奪還の作戦目標達成の連絡を受けたカレンの判断で「火焔光背」はパージされ、その後バタララン・ドゥの攻撃で爆散した。

     

  • 月虹影

    • Height5.16 m
    • Weight10.37 t
    • Pilotゼロ(ルルーシュ), C.C.

    型式番号:IFX-V10C1

    大型の試作型KMF。ガウェイン同様の複座式であり、高い指揮管制機能を有している。胸部には大型ファクトスフィアを搭載している。劇中時点では上半身しかない未完成品だったが、ジルクスタンとの戦闘のため急遽投入されることになった。

    武装は、(未完成の)脚部に相当する箇所に装備されるコアルミナスソード2基のみ。完成した場合、三形態に変形が可能となる予定で、通常時を含めた「イージスモード」、頭部を機体内部に収納し身を守りつつ索敵に徹するモード、そして下半身を展開した「三脚モード」がある。劇中ではイージスモードを使用している。

    デザインは後述の月虹影帥を含め中田栄治が担当する。

     

  • 月虹影帥

    • Pilotゼロ(ルルーシュ), C.C.

    漫画版『復活のルルーシュ』に登場する、月虹影の完成体。脚部が備わり、機体色も元々のダークブルーからルルーシュのイメージカラーである黒に変更されている。

  • 真母衣波 壱式

    • Height4.69 m
    • Weight8.52 t
    • Pilot枢木スザク

    型式番号:UPI-01

    ゼロ(枢木スザク)専用の試作KMF。

    民衆を威圧してしまうランスロット・アルビオンゼロに代わるゼロ専用機として、初代ゼロであるルルーシュの搭乗機だった蜃気楼のデータを流用しつつも、指揮管制ではなく直接戦闘を得意とするスザクに合わせて開発された。そのため、蜃気楼の特徴であるドルイドシステムや絶対守護領域、拡散構造相転移砲、フォートレスの変形機能はオミットされている。カラーリングと頭部形状が異なる、壱式と零式の2機が存在する。

    壱式のカラーリングは紫と金。劇中では、儀礼用として持参する際に飛翔滑走翼や内蔵火器などの武装をオミットしていたため、ジルクスタンからの奇襲に対してMVS機能を持たない儀礼用の剣と脚部のスラッシュハーケンしか使えず、ナギド・シュ・メイン相手に奮戦するも最終的に鹵獲されてしまうことになった。

  • 真母衣波 零式

    • Height4.69 m
    • Weight8.88 t
    • Pilotルルーシュ・ランペルージ

    型式番号:UPI-00

    カラーリングは黒と金。こちらはゼロ(ルルーシュ)が搭乗する。ジルクスタンとの戦闘を想定して、全武装が解放されている。武装は、両肩部に内蔵した対人機銃と脚部のスラッシュハーケン。防御兵装に両腕部にブレイズ・ルミナス発生装置を装備している。最終的に敵ジルクスタン軍の包囲による集中攻撃を受け、ブレイズ・ルミナスだけでは防ぎ切れず、頭部を失った上に撃墜されてしまうことになった。

  • モルドレッド・ビルドアップ

    • Height4.71 m
    • Weight14.42 t
    • Pilotアーニャ

    型式番号:RZA-6DGX1

    モルドレッドをベースに、ロイドの好みを勝手に反映させて改良した機体。

    主武装であったシュタルクハドロンは、ハドロン砲とシールドに分けられ、右腕にハドロン砲と一体化となるよう変更された。また、シールドは広範囲にブレイズルミナスを展開し、自機だけでなく僚機を防衛するのに役立つことができる。

  • ナギド・シュ・メイン

    • Height4.82 m
    • Weight9.35 t
    • Pilotシャリオ

    型式番号:KPX1

    国王シャリオの専用機。KMFの開発が途上段階にあるジルクスタンでは数少ない純粋な人型KMFであり、ブリタニア系KMFの特色を色濃く持っている。両腕にはブレイズルミナスを搭載したハーケンと肩のシールドがあり、さらに機体各部にフロートシステムを搭載することで、エナジーウィング搭載型に迫る機動力を有する。特に各部のフロートを起動した「メギストスオメガモード」では、残像が残るほどのスピードを発揮できる。

    主武装はアサルトライフルと曲剣で、両肩のシールドおよび肩の付け根に隠し腕があり、計6本の腕で近接戦闘が可能。また、シールドはチャクラムのように射出して武器としても使用できる。コクピットは身体の不自由なシャリオに合わせたシートごと機体に搭乗する構造をしており、薬物投与の機能も備えている。

    ハシュベスの戸惑いでは予言の助力でスザクを破り、その後のナナリー救出作戦でも予言の助力とシャリオの技量によりランスロットsiNを圧倒する。予言の助力を失った後も、薬物投与によってギアスの呪いを用いたスザクと互角に戦い、相討ちに持ち込もうとするが、最終的にはエナジーウィングの砲撃でバラバラになり撃墜された。

  • バタララン・ドゥ

    • Height18.5 m
    • Weight54.23 t
    • Pilot ベルク・バトゥム・ビトゥル

    型式番号:K10T

    ジルクスタン王国にある「嘆きの大監獄」獄長ベルク・バトゥム・ビトゥルの専用機。軍用兵器としてではなく、個人的にカスタムメイドした大型のKGFで、シートタイプのコックピットではなく、立った状態での操縦を必要とし、腕に覆いかぶさるようにアームが設置されている。これは操縦者の動きをトレースする機能があると言われている。

    サソリ型の外観が特徴で、機体にはフロートシステムを搭載しているが、これは機体重量の軽減に使用されているため、飛行は不可能である。機体の姿勢を変化させる変形機構を持ち、搭乗者の技量と相まって紅蓮特式と互角に戦った。

    武装は、フレキシブルな可動をする尻尾先端の「キュラ・ラ熱線砲」、胴体左右に脚のように3本ずつ装備された大型スラッシュハーケン「ドレッドノートハーケン」、頭部内蔵の対空ミサイル、下顎部にあるメッサー光波弾発射口がある。さらに、両腕のマニピュレーターからは超電磁フィールド「キャプチャーフィールド」を発生させ、敵機を電磁バリアで身動き取れなくすることができる。

  • ゲド・バッカ

    • Height4.59 m
    • Weight11.85 t
    • Pilotジルクスタン兵士, ベルク・バトゥム・ビトゥル

    型式番号:K13B

    ジルクスタンの主力KMF。鋼骸やパンツァー・フンメル同様、人型ではない前後対称の構造をした四本脚の機体。全ての足にランドスピナーが搭載されており、スピードと柔軟性においてはサザーランドなどの人型に引けを取らない。センサーを変更することで機体の前後を切り替えられるため、小回りも利く。また、砂漠などの地理に対応するためにホバー移動も可能となっている。

    両腕にはマニピュレーターの代わりにスラッシュハーケンを兼ねた蟹の鋏状の大型ブレードが装備されており、両肩部の大型キャノンによる砲撃も可能。このキャノンは前後どちらにも砲撃できる構造となっており、機体の前後を切り替えても火力が低下しないようになっている。脚部には機銃を内蔵している。技術的にはE.U.や中華連邦の主力機よりも進歩しているが、コクピット内部は狭く、モニターの視界が限られているため、操縦には専用ゴーグルの補助が必要となる。