型式番号:Z-01/S
「嚮導兵器としての原点回帰」を開発コンセプトとしており、特殊な装備や機能を追加するのではなく、ランスロットタイプの基本設計をより改良・発展化している。それに伴い各種武装は高出力化および小型化の両立に成功している。
ランスロットの名は、皇帝ルルーシュに仕えたスザクの乗騎としてマイナスイメージが強く、歴史から抹消すべきという意見もあった。しかし、機体性能とこれまでの実戦データから依然として高く評価されていたため、「ホワイトファング」の開発コードで設計が進められ、後に機体名にsiN(シン=罪)を冠することで開発を許された経緯を持つ。
これまでのランスロット系列機が使用した武装は大幅に強化され、黒の騎士団の技術を取り入れた「C7-anti-materiel-V.A.R.I.S.(シーセブン・アンチマテリアル・ヴァリス)」、腕部に格納したまま刺突攻撃が可能となったMVS、他にも左肩に増設された追加装甲兼大型バッテリー「コクーン」により、エナジーを消費するブレイズルミナスに頼らない物理面の防御力や活動時間も改善されている。