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紅蓮特式

紅蓮特式

型式番号:Type-02/SP1

かつて黒の騎士団のフラッグシップであった紅蓮タイプは、レジスタンスの活動を目的に開発されたため、補給が十分でない環境でも運用できるように設計されていた。しかし、本機は今までの紅蓮タイプのメリットである機動力の高さや特殊兵装などの特徴を残しつつ、十分な補給を受けられる環境下での運用を前提に再設計された機体である。機体のカラーリングはより深い深紅へと改められ、高い性能を得た反面、エナジー消費量がさらに増大している。

本機最大の特徴である「輻射推進型自在可動有線式徹甲砲撃右腕部」は、従来機と比較すると大幅に威力が増し、砲撃機能の制御機構も兼ねた小型ブレードが二振り追加されている。劇中ではこの武装を活かし、対防御兵装として輻射回転衝角防御壁に使用、輻射波動の収束率を調整することで通常のKMFを破壊し、収束した輻射波動をブレード基部ごと回転させ、ドリル状の武器として使用するなど、巧みな使い方を披露した。

さらに、両肩部には基部が展開し、ハーケンそのものに軌道を変えられる推進機構が備わった「複合誘導飛燕爪牙」、そして刀身が大型化し、柄頭にも小型のMVSが追加された「試製一號熱斬刀」が装備されている。

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